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[全国高校選手権]チーム紹介・鹿児島城西(鹿児島)

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第87全国高校サッカー選手権出場チーム紹介
【鹿児島】
鹿児島城西(KAGOSHIMA JOSEI)

【回数】
8年ぶり2回目

【チーム紹介】
 今年の全国高校総体&全日本ユース選手権でいずれも8強へ進出、そしてプリンスリーグ九州1部では前年王者の東海大五(福岡)から8ゴール、首位争いをしていた大分U-18から7ゴールを奪うなど、圧倒的な強さを持つ今大会の優勝候補だ。
 MF安田啓優主将を中心にゲームを支配。小気味よいパスワークは相手にボールを触らせず、一気にフィニッシャーのU-19日本代表FW大迫勇也のゴールへとつながる。MF大迫希やFW野村章悟らサポートする選手達も強力。立ち上がりの悪さが見受けられる守備面にやや不安を残すが、「西の横綱」とも言える存在であることは間違いない。

【注目選手】
●FW大迫勇也(3年) 今大会最注目選手の大型ストライカー。すでに鹿島入りが内定しているFWには全国総体に続く得点王獲得の期待も高まる。U-19日本代表
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●MF大迫希(3年) 決勝では1得点3アシスト。鋭い突破と正確な右足から決定機を演出するJ注目のアタッカー
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●MF安田啓優主将(3年) 中盤の底の位置からゲームコントロールする
●DF成元将平(3年) チームを支える最終ラインの砦

【都道府県大会成績】
5勝、34得点2失点
【予選決勝VTR】
 準々決勝で鹿児島実を破るなど初の決勝進出を果たした出水中央との決勝は前半4分、カウンターからFW谷村昌悟が抜け出し、出水中央が先制。だが、鹿児島城西は直後の8分にFW野村章悟のゴールで同点に追いつくと22分には、MF大迫希の右CKをDF成元将平が頭で合わせて勝ち越し。後半5分には鹿島加入内定のU-19日本代表FW大迫勇也のゴールでリードを広げた。さらにこの日3アシストと大活躍の大迫希がダメ押しのPKを決めて4点目。結局相手にシュート24本を浴びせた鹿児島城西が4-1で勝ち、激戦区・鹿児島を制した。
[決勝]
4-1 出水中央
[鹿]野村章悟(8分)、成元将平(22分)、大迫勇也(45分)、大迫希(62分=PK)
[出]谷村昌悟(4分)
[準決勝]
5-1 鹿児島中央
[城]野村、松井、大迫勇、平原、鮫島
[準々決勝]
4-0 鳳凰
[鹿]大迫勇3、大迫希
[2回戦]
9-0 川内商工
[鹿]大迫勇3、大迫希2、河野、横道、鮫島、室屋
[1回戦]
12-0 鹿児島玉龍
[鹿]大迫希3、大迫勇3、河野、室屋、林、藏薗、鮫島

【公式戦成績】
[08年度総体]
全国8強、九州優勝
[08年度プリンスリーグ]
九州1部優勝
[07年度新人戦]
九州4強、県優勝
[07年度選手権]
県4強

【過去の全国大会成績】
[選手権]
1回出場
[総体]
2回出場
[全日本ユース]
2回出場

(文 吉田太郎)
▼関連リンク
全国高校選手権特設ページ


【読者発・高校NEWS】
※読者NEWSの情報について(株)講談社はその内容に責任を負いません。読者NEWS掲載の試合結果や、情報をもとに観戦などする場合は必ずあらためて主催者、関係者にご確認をお願いします。
●ストライカー大迫(12月14日)
「U19日本代表の大迫は一度対戦したが特に印象が強がったのが、反転の速さだ!反転してからのシュートは想像以上に早い!高さもありキープ力もありどこからでも狙ってくる姿は高校ナンバー1ストライカーと言っても過言ではないだろう!」
●日程(12月11日)
「今週末大分の中津江でトレーニングマッチ二試合予定!」(城西ファン)
●オフェンス5、ディフェンス2の鹿児島城西(12月8日)
「12月6日7日、鹿児島城西は広島皆実、作陽と練習試合を行った。
 6日の広島皆実戦、ゲームを先に動かしたのは鹿児島城西、先制点を決め、そのままの勢いで追加点をとり、2ー0で前半を折り返した。後半、鹿児島城西は広島皆実に1点を返されると、ディフェンスが崩壊、GKやディフェンスのミスで2失点し、結局2ー3と逆転負けを喫した。
 7日、鹿児島城西は岡山の代表、作陽高校とも練習試合をした。この日もゲームを先に動かしたのは鹿児島城西、鹿島アントラーズ入りの内定している大迫勇也の活躍もあり、前半をなんと4ー0の大差で折り返した。 後半、鹿児島城西はまたしてもディフェンスが崩れ出す、作陽に2点を奪われ、4ー2と2点差まで迫られた。しかし、チームの嫌な雰囲気を断ち切ったのは大迫勇也だった。追加点を奪
い、5ー2と作陽を再び突き放した。そして、そのまま、点の取り合いに突入、終わってみれば7ー4と辛くも勝利した。
 このように、鹿児島城西は確かに失点が多いが、中盤の要、ロアッソ熊本入りが内定している大迫希や主将、安田啓優、2年生のスーパーサブ、平原慎也など中心選手を3人も欠いていた。ベストメンバーではない状態でこの結果では万全の状態の鹿児島城西の破壊力はとてつもないものだろう。
 私は上記の通り鹿児島城西に辛口の評価をしているが、実は鹿児島城西ファンなので、この2日間の練習試合での反省を活かし、ディフェンスを強化を図り、鹿児島城西の選手権初優勝を期待している」(日本の黒豹)
●最強鹿児島城西サッカ‐(12月7日)
「今年の鹿児島高校サッカー界最強は鹿実でも神村でもない! 出場は2回目だが個人技組織力ともに歴代の代表校より最強だと思う!」(きよっぴ)
●鹿児島城西の闘莉王(12月4日)
「今年の鹿児島城西の躍進の立役者と言えば、センターバックの成元くんでしょう。
 新チーム結成当初は、ディフェンスに不安があり、掲示板に『城西の攻撃は驚異だけど守備は…』ということが書き込まれていたこともあったそうです。これを見た悔しさから奮起した成元くんはディフェンスを徹底強化し、選手権予選では5試合2失点と安定した守備を見せました。
 成元くんの魅力はディフェンスだけでなく打点の高いヘディングからのセットプレーでの得点力もあります。県大会決勝でも大迫希くんのコーナーからヘディングで得点しています。
 情熱的で攻撃的なセンターバック、成元くんに注目です」(ハイジ)
●W大迫プロの世界へ(12月4日)
「以前から騒がれていたJ1鹿島アントラーズ内定のFW大迫勇也選手に加え、同チームのスピード溢れるドリブルに正確なパスセンスを持つMF大迫希選手がロアッソ熊本に内定した。
 爆発的攻撃力の中枢のこの2人が最後の選手権をどう飾るか非常に見物である」(カシミール)

●もう一人の大迫に注目!(12月3日)
「 鹿児島城西といえばなにかと大迫勇也くんに注目が集まります。確かに彼は今大会屈指のフォワードです。しかし、注目すべき大迫くんはもう一人います。大迫希くんです。
 県大会決勝では1得点4アシストで全得点に絡む活躍でした。圧巻は4点目の大迫勇也くんへのアシストでした。ディフェンスを抜群のテクニックとボディバランスでかわして、のドンピシャアシストでした。
 選手権でもこの2人のラインは対戦相手に脅威を与えること間違いないです」(ハイジ)

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