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[総体]木部脅威の5発!静岡学園が岡山学芸館に9-0大勝

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[7.31 全国高校総体3回戦 岡山学芸館 0-9 静岡学園 千曲市サッカー場]

 60人以上のJリーガーを育てた前静岡学園監督の名将・井田勝通氏が「ちょっとしびれたな。公式試合だから価値がある」と絶賛した内容。前回大会準優勝の静岡学園(静岡)が記録的な大勝で8強入りを決めた。序盤は初出場ながら3回戦へ進出してきた岡山学芸館(岡山)が鋭いプレッシャーで対抗。だが、静岡学園は前半17分、DF伊藤翼(3年)の左クロスからFW木部未嵐(3年)が先制ゴールを決めると、1分後の18分にもMF米田隼也(2年)のラストパスをMF名和太陽(3年)が決めて2-0とする。さらに25分にも木部のシュートのこぼれ球を米田が押し込み、27分、28分には木部が連続ゴールを決めて前半だけでハットトリックを達成した。

 前半を5-0で折り返した静岡学園は後半も攻撃の手を緩めない。まずは14分に木部がMF柴田則幸(3年)のアシストからこの日4点目のゴールを奪うと、21分にはDF望月大知(3年)が頭で決めて7-0。この後も井田氏が「とんでもない選手になる可能性がある」と評した木部がこの日5点目のゴールを決めると、ロスタイムにも米田がゴールを破った。岡山学芸館はエースFW吉田優哉(3年)やMF神田稜大(2年)のシュートなどで反撃も無得点。9-0と圧巻の大勝劇を見せた静岡学園が三浦学苑(神奈川)との準々決勝へ駒を進めた。

[写真]木部が圧巻の5ゴール。静岡学園は記録的大勝で8強進出を決めた
(写真協力『高校サッカー年鑑』)


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