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[総体]J注目のオナイウ阿道が2戦連発、正智深谷が3回戦進出

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平成25年度全国高校総体
「2013 未来をつなぐ 北部九州総体」サッカー競技(福岡)

[8.2 全国高校総体2回戦 正智深谷2-0山形中央 西南杜の湖畔公園]

 正智深谷(埼玉)は山形中央(山形)に2-0で快勝し、3回戦進出を決めた。J注目のエースFWオナイウ阿道(3年)が2戦連発となる追加点。明日3日の3回戦では鹿児島城西(鹿児島)と対戦する。

 1回戦では北海道大谷室蘭(北海道)に対して2点リードから追い付かれ、PK戦の末、からくも初戦を勝ち上がった正智深谷。前半はこの日が初戦となった山形中央の前になかなかシュートシーンをつくれずにいたが、前半終了間際のワンチャンスを生かした。

 前半35分、MF加藤航四郎の右足シュートをGK押野健大(3年)が弾き、FW福井康太(2年)が左足で押し込む先制点。1点リードで折り返すと、後半5分にはMF岡部拓実(3年)のFKにオナイウが頭で合わせ、追加点を奪った。後半のシュート数は正智深谷の8本に対し、山形中央はゼロ。一方的に攻め立てた。

 ナイジェリア人の父と日本人の母を持つオナイウは1回戦に続く2試合連続ゴール。昨年度の高校選手権前には一部の大会展望号で表紙を飾るなど一躍注目度を高めたが、チームは初戦敗退に終わった。「注目してくれているんで、期待にも応えないといけないし、自分も上に行ってアピールしたい」と意気込むエースは、強豪が待ち受ける3回戦以降でさらなるゴール量産を狙う。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)


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