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[総体]17年ぶりV!東福岡、決勝先発イレブンコメント

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[8.8 全国高校総体決勝 大津高1-4(延長)東福岡高 中銀スタジアム]

 平成26年度全国高校総体「煌(きら)めく青春 南関東総体2014」サッカー競技は8日、中銀スタジアムで決勝を行い、初優勝を狙う大津高(熊本)と97年以来17年ぶりの優勝を目指す東福岡高(福岡)が激突。1-1で突入した延長前半4分に東福岡の左SB末永巧(3年)が約50mのスーパーゴールを決めるなど東福岡が4-1で勝ち、2度目となる夏の全国制覇を成し遂げた。

以下、東福岡の決勝戦先発イレブンのコメント
●GK脇野敦至(2年)
「小中から夢だった全国優勝だったので、涙が出てきましたね。次の選手権へ向けて日本一を狙っていかないといけないと思いますし、自分たちの代にもつなげていかないといけないと思っています。(将来は)日本を代表するGKになりたい。まずは世代別の日本代表に入ってチームを引っ張っていきたいと思っています」

●DF末永巧(3年)
「(決勝ゴールは)まずは(赤木)翼が同点ゴールを決めてくれて続きたいなと思った。決められて良かった。(ロングシュートが)入るときっていうのはファーストタッチしたときにGKの位置が見えて行けるかなと思うので、その時は積極的に打つようにしています。(きょうもGKの上が)空いていると思った。感覚で打った。1年の時の国体で準優勝。もう1回決勝の舞台に戻って次は優勝と思っていた。優勝できて良かったです」

●DF加奈川凌矢(3年)
「本当に嬉しいです。自分たちディフェンスラインはゼロで抑えることだけ頭に入れていて、攻撃が絶対にやってくれると思っていた。(先に1点取られたが)攻撃力があるんで絶対に取ってくれるので、(2点目を与えないように)絶対に守ってやろうと思っていました。最高です。国体の時(準優勝で)本当に悔しかったので、絶対に優勝をものにしようと思っていた。優勝できて良かったです」

●DF小笠原佳祐(3年)
「1失点はプレミアでも逆転できる圏内。味方を信じて守るしかなかったです。それだけだったですね。志波先生にも絶対にやらせるなと。怖かったんで(微笑)良かったです。前が頑張っている分、DFが失点少なければ勝てると思っていた。インターハイ、プレミア、選手権3冠狙っている。まずひとつ取れたんで選手権狙っていきたいです」

●DF堀吏規伸(3年)
「日本一懸けた切符を自分たちは掴んでいた。『全力でやろう』と試合前からそういう感じがあった。今は優勝してホッとした気持ちがあります。次は冬。日本一取るためにこれからも磨いていきたいです。試合中上がるタイミングというか、上がりたいけど上がれないことがあった。サイドに入ってから仕掛けとか全然少なかったのでもっと走れるようにしたい」

●MF近藤大貴(3年)
「(優勝の)実感ないんですけど、笛が鳴った時嬉しかったです。(チームは)勝負強くなりました、この大会通して。きょうは散らすというところやトップ下に預けることはできたんですけど、(後半終了間際の決定的なシュート)あの一本悔しかったですね。あの一本を決められる選手になりたいです」

●MF増山朝陽(3年)
「素直に嬉しいです。自分ら1年の時、国体決勝行って、その時は優勝できなかったので、きょうみんなで日本一取ると。最後まで気持ちで諦めないでしっかり戦おうと言っていた。(個人的には)得点という部分であまり取れなかった。アシストはしているんですけど、点の取れるサイドアタッカーになりたいと思います」

●MF中島賢星(3年)
「危ない場面もあったんですけど、よく守れた部分もあったし、運みたいなものもあった。神様が味方してくれたのかなと。(リードされていたが)最後絶対チャンスあるから、そこ信じてやれと自分がずっと言っていたんでみんな諦めないでやってくれて本当にありがたいです。(個人的には)こういう大舞台になった時に結果出したり、沸かせたり、感動させたり、そういうプレーヤーにならないといけない。大会始まる前から、大会が終わった時には誇れる10番になりたいと思っていた。でもそれはできたのかなと、満足していません」

●MF赤木翼(3年)
「(終了間際の同点ゴールは)相手の大津高校は熊本県なんですけど、自分熊本県出身なので絶対に負けたくないという気持ちがあって。その気持ちの中で魂の入ったゴールというか、いい感じで入ってくれたと思います。(試合終了の瞬間)泣いたんですよ、自分。幼稚園からサッカーやっているんですけど、小さいころから全国制覇という目標を持ってやってきたので全国制覇は嬉しいですね」

●MF中村健人(2年)
「一日一日のトレーニングの積み重ねで意識も変わってきたと思う。去年のインターハイでは地元開催。そこで負けた先輩たちの思いも持っている。(今後は)もっと組み立ての関わりを増やしたい。(東福岡へ進学した理由は)先輩も行っていたし、注目されているところで成長していきたいと思っていた」(※決勝での負傷により病院へ。準々決勝終了後のコメント)

●FW木藤舜介(3年)
「きょうの試合もチームメートに勝たせてもらったので、(個人的には)悔しかったですけど勝てて良かったです。得点王は本当にチームメートのパスのおかげで、決めるだけってボールが多かったのでチームメートに感謝したいです。(今後マークがキツくなるが)練習からチームメートに『厳しく来て』、と言ったりそういう環境をつくって、それを剥がせるようにやって行きたいです」

(取材・文 吉田太郎)
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【特設ページ】高校総体2014

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