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[総体]攻守かみ合った鹿児島城西が刈谷を圧倒 8強かけて市船と激突

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[7.27 全国高校総体2回戦 鹿児島城西高4-1刈谷高 広島県立びんご運動公園陸上競技場]

 平成28年度全国高校総体「2016 情熱疾走 中国総体」のサッカー競技は28日、各地で2回戦を行った。鹿児島城西高(鹿児島)は、刈谷高(愛知)と対戦し、4-1で快勝。明日29日の3回戦では前回準優勝の市立船橋高(千葉)と対戦する。

 試合は鹿児島城西が前半終了間際に均衡を破る。前半35分、FW眞田颯(3年)が相手DFからボールを奪ってGKと1対1となり、冷静に左足シュートを決めて先制。前半を1点リードで折り返すと、後半開始早々の5分には左CKから相手GKが弾いたボールをU-17日本代表DF生駒仁(2年)がPA右から押し込み、2-0とリードを広げた。

 勢いの止まらない鹿児島城西は後半7分にも、MF松本順也(3年)がPA左から折り返したボールをMF松村直輝(1年)が決め、3-0。松村が2試合連続で途中出場から得点を奪い、指揮官の期待に応える。さらに同28分、カウンターから松本がチャンスを演出。最後は眞田が右足でこの日2点目を挙げ、ダメ押し。2試合連続の4得点で3回戦へ駒を進めた。

 前半はシュート1本に抑え込まれた刈谷は、反撃に出た後半に痛恨の3失点。同31分にはシュート性のクロスからMF水野智大(2年)が右足で1点を返したが、追いつくまでには至らなかった。伝統の赤ダスキを引っ提げ、5年ぶりに総体に戻って来た刈谷だったが、1回戦のような快勝とはならず、2回戦で姿を消すことになった。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

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