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前々回4強の関東一が2年ぶり初戦突破、終了間際の劇弾で山形中央に競り勝つ

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後半33分に劇的な決勝点を決めた関東一のFW重田快(写真協力=高校サッカー年鑑)

[7.29 全国高校総体1回戦 山形中央高0-1関東一高 みやぎ生協めぐみ野サッカー場Bグラウンド]

 平成29年度全国高校総体「はばたけ世界へ 南東北総体2017」サッカー競技(宮城)が29日、開幕し、各地で1回戦を行った。みやぎ生協めぐみ野サッカー場Bグラウンドの第3試合では関東一高(東京)が山形中央高(山形)に1-0で勝利。明日30日の2回戦では神村学園高(鹿児島)と対戦する。

 2年前の全国総体で4強入りした関東一だが、昨年は2回戦で市立船橋に敗れ、初戦敗退。リベンジを期す今大会は、苦しみながらも初戦を突破した。互いにチャンスを生かせず、スコアレスのまま試合は推移。PK戦も脳裏をよぎった後半終了間際に均衡を破った。

 後半33分、右サイドからDF山脇樺織(2年)のスローインをMF小関陽星(2年)が受け、素早くリターンパス。山脇の右クロスをPA内中央のFW重田快(3年)がトラップし、DFに囲まれながらも落ち着いて左足で蹴り込んだ。

 これが決勝点となり、関東一が1-0で勝利。2年ぶりの全国総体1勝で2回戦進出を決めた。2年連続11回目の出場となった山形中央はMF大場璃葵(3年)、MF中川和彦(3年)を中心に計7本のシュートを放ったが、いずれも得点に結びつかず、2年連続の1回戦敗退に終わった。

●【特設】高校総体2017

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