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約5時間も中断…インハイ決勝はプリンス関東対決に!山梨学院と桐光学園が雷雨中断の一戦を制す

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(写真協力=高校サッカー年鑑)

 平成30年度全国高校総体「2018彩る感動 東海総体」(インターハイ)サッカー競技は12日、準決勝が行われ、桐光学園高(神奈川2)と山梨学院高(山梨)が勝利。明日13日(午前11時キックオフ)に行われる決勝はプレミアリーグ関東対決となることが決まった。

 関東対決となった桐光学園と昌平高(埼玉1)の試合は、前半スコアレスに終わったが、後半5分に桐光学園のDF内田拓寿(3年)が口火を切ると、7分にFW西川潤(2年)、10分にDF望月駿介(3年)と立て続けにゴール。だが、後半13分に雷雨の影響で中断。約4時間半後に試合が再開された。

 長時間の中断となったが、諦めず攻め込んだ昌平が後半20分に1点を返すと、33分に再び雷が鳴り響いて再度中断。約25分後に再開され、アディショナルタイムに昌平が意地をみせたが、リードを守り抜いた桐光学園が3-2で勝利。桐光学園は準優勝に終わった1996年度選手権以来の全国決勝となる。

 初の決勝進出を懸けた山梨学院と東山高(京都)の一戦は、山梨学院が開始7分でオウンゴールにより先制したが、前半28分に東山がCB清原航平(3年)のヘディングシュートで同点に追いついた。後半途中に雷雨で中断。再開後もスコアが動かないままPK戦に入り、GK市川隼(3年)が3本止めた山梨学院がPK3-1で勝利した。山梨学院は2009年度選手権以来の全国制覇を目指す。

 なお、決勝も試合時間は70分(35分ハーフ)だが、勝敗が決しない場合は20分(10分ハーフ)の延長戦を行い、それでも決まらなければPK戦で優勝校を決定する。

【準決勝】
(8月12日)
[三重交通G スポーツの杜 鈴鹿(メイン)]
桐光学園高 3-2 昌平高
[桐]内田拓寿(40分)、西川潤(42分)、望月駿介(45分)
[昌]森田翔(55分)、須藤直輝(70分+2)


[四日市市中央緑地陸上競技場]
山梨学院高 1-1(PK3-1)東山高
[山]オウンゴール(7分)
[東]清原航平(28分)


【決勝】
(8月13日)
[三重交通G スポーツの杜 鈴鹿(メイン)]
桐光学園高 11:00 山梨学院高

●【特設】高校総体2018

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