ユース取材ライター陣が推薦するインターハイ予選注目の11傑vol.2
特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『インターハイ予選注目の11傑』」
ゲキサカでは、熱戦展開中の令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」サッカー競技(沖縄)都道府県予選の注目選手を大特集。「インターハイ予選注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣にインターハイ予選注目の11選手を紹介してもらいます。第2回は幼稚園児から大人まで年間数百試合を全国各地で観戦し、様々な知見を蓄えているサポーター界の「観戦王」、ユース取材陣以上と言えるほど現場観戦を続ける久留米次郎氏( @sagankurume )による11名です。
久留米次郎氏「今回はストロングポイントが明確な選手たちを選びました。フォーメーションは中盤ダイヤモンドの4-4-2。GKは将来性重視。DFはキック力のある素材系、MFはポジションを入れ替えても機能できるマルチなテクニシャン、FWは韋駄天2人という構成です」
以下、久留米氏が推薦する11名
GK田中頼樹(川崎市立橘高3年)
「粗削りながら底知れないポテンシャルを感じさせる守護神。至近距離シュートへの反応、1対1での強さは特筆もの。どんなクロスに対してもチャレンジする積極性は諸刃の剣で失敗もあるのだが、ミスしても気にしない図太さは大物の予感」
DF波田大智(国士舘高3年)
「守備の安定感と強さのある右SBだが、最大の魅力はその右足から繰り出される正確かつ飛距離の出るキック。自陣深くからFKを蹴りこむだけでチャンスを作り、左サイドからのCKはググッと曲がってゴールを襲う。関東大会予選の創価高戦ではCKを直接決めてきた」
DF保野友裕(國學院久我山高3年)
「ポゼッションを武器とするチームは攻撃時間の割に点取れないこともあるのだが、今年の久我山にはこのCBがいる。相方の加納直樹とともに相手をいなしてしっかり組み立て、機を見ての縦パスで攻撃のスイッチを入れる。ファーサイドに構えてのヘディングは分かっていても止められない高さでセットプレーの切り札となる」
DF井上勇聖(日本航空高3年)
「体格よくて左利き、素材感あふれるCB。チームでは3バックの左を務めながら、中央まで上がって的確にボールをさばいてビルドアップで貢献。左足のFKも担当し、関東大会予選の甲府商高戦ではでは角度ないところから直接決める技術の高さを見せた」
DF加藤蒼大(矢板中央高3年)
「毎年のように個性派レフティを送り出す矢板中央高の最新作。春先のイギョラ杯では左SBとしてプレー。身体的強さとキック力を生かして再三に渡ってクロスを入れ、機を見ては豪快なシュートを放っていた。SBとしての完成度は高くないだけに、夏に向けて成長が期待できる」
MF荒木遼太郎(東福岡高3年)
「下級生から試合出場を重ねた“赤い彗星”のテクニシャンが今年は10番を背負ってボランチとしてプレー。中盤の深い位置で守備のバランスを取りながら、ここぞの場面でループパスや華麗なかわしで攻撃にアクセントをつける。観客席から溜息が漏れるほどの繊細なボールタッチは健在」
MF松木玖生(青森山田高1年)
「1年生にして青森山田高の7番を背負う将来性豊かなボランチ。遠いサイドまで正確に届く左足のキックが特徴的なテクニシャンだが、実は泥臭いプレーも得意。相手のドリブルに食らいついて止める粘り強さ、ヘディングに競り勝って『ダァー!』と絶叫する闘争心も併せ持つ。」
MF佐野太亮(韮崎高3年)
「関東大会予選で山梨学院高・帝京三高・日本航空高の三強を破った古豪韮崎高。そのチームを牽引するリーダーの一人にして大黒柱となるボランチ。GKの位置を見て40mのループシュートを狙う視野の広さ、帝京三を沈めた右足の直接FKは大きな武器。抜かれても低い体勢から追いすがり、最後は身体を入れてカバーするしぶとい守備はチームを救う」
MF大和海里(昌平高3年)
「埼玉No. 1の技巧派集団・昌平高のトップ下を務めるマエストロ。前線から下りてボールをさばき、攻撃のリズムを作ってまた前へ出る。パスでもドリブルでも裏抜けでも違いを出せる万能型のアタッカー。相手が寄せきれない位置にボールを置いての突破は圧巻」
FW川名連介(湘南工科大附高3年)
「味方との連携でもカウンターからの独走でも生きる湘南のスピードスター。足元の技術を生かした細かいパス交換から裏をとったら一気に加速、スピードで相手DFを置き去りに。GKを観察し冷静なフィニッシュを決める」
FW永瀬啓太(実践学園高3年)
「左サイドを抜群のスピードで突き抜ける“高尾の矢”。ボールを持っても速さが落ちず、前を向いたら縦にグイグイ、独力でゴールラインまで持ちこむ強引さが素晴らしい。前線での守備からのボール奪取率も高い」
●【特設】高校総体2019
ゲキサカでは、熱戦展開中の令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」サッカー競技(沖縄)都道府県予選の注目選手を大特集。「インターハイ予選注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣にインターハイ予選注目の11選手を紹介してもらいます。第2回は幼稚園児から大人まで年間数百試合を全国各地で観戦し、様々な知見を蓄えているサポーター界の「観戦王」、ユース取材陣以上と言えるほど現場観戦を続ける久留米次郎氏( @sagankurume )による11名です。
久留米次郎氏「今回はストロングポイントが明確な選手たちを選びました。フォーメーションは中盤ダイヤモンドの4-4-2。GKは将来性重視。DFはキック力のある素材系、MFはポジションを入れ替えても機能できるマルチなテクニシャン、FWは韋駄天2人という構成です」
以下、久留米氏が推薦する11名
GK田中頼樹(川崎市立橘高3年)
「粗削りながら底知れないポテンシャルを感じさせる守護神。至近距離シュートへの反応、1対1での強さは特筆もの。どんなクロスに対してもチャレンジする積極性は諸刃の剣で失敗もあるのだが、ミスしても気にしない図太さは大物の予感」
DF波田大智(国士舘高3年)
「守備の安定感と強さのある右SBだが、最大の魅力はその右足から繰り出される正確かつ飛距離の出るキック。自陣深くからFKを蹴りこむだけでチャンスを作り、左サイドからのCKはググッと曲がってゴールを襲う。関東大会予選の創価高戦ではCKを直接決めてきた」
DF保野友裕(國學院久我山高3年)
「ポゼッションを武器とするチームは攻撃時間の割に点取れないこともあるのだが、今年の久我山にはこのCBがいる。相方の加納直樹とともに相手をいなしてしっかり組み立て、機を見ての縦パスで攻撃のスイッチを入れる。ファーサイドに構えてのヘディングは分かっていても止められない高さでセットプレーの切り札となる」
DF井上勇聖(日本航空高3年)
「体格よくて左利き、素材感あふれるCB。チームでは3バックの左を務めながら、中央まで上がって的確にボールをさばいてビルドアップで貢献。左足のFKも担当し、関東大会予選の甲府商高戦ではでは角度ないところから直接決める技術の高さを見せた」
DF加藤蒼大(矢板中央高3年)
「毎年のように個性派レフティを送り出す矢板中央高の最新作。春先のイギョラ杯では左SBとしてプレー。身体的強さとキック力を生かして再三に渡ってクロスを入れ、機を見ては豪快なシュートを放っていた。SBとしての完成度は高くないだけに、夏に向けて成長が期待できる」
MF荒木遼太郎(東福岡高3年)
「下級生から試合出場を重ねた“赤い彗星”のテクニシャンが今年は10番を背負ってボランチとしてプレー。中盤の深い位置で守備のバランスを取りながら、ここぞの場面でループパスや華麗なかわしで攻撃にアクセントをつける。観客席から溜息が漏れるほどの繊細なボールタッチは健在」
MF松木玖生(青森山田高1年)
「1年生にして青森山田高の7番を背負う将来性豊かなボランチ。遠いサイドまで正確に届く左足のキックが特徴的なテクニシャンだが、実は泥臭いプレーも得意。相手のドリブルに食らいついて止める粘り強さ、ヘディングに競り勝って『ダァー!』と絶叫する闘争心も併せ持つ。」
MF佐野太亮(韮崎高3年)
「関東大会予選で山梨学院高・帝京三高・日本航空高の三強を破った古豪韮崎高。そのチームを牽引するリーダーの一人にして大黒柱となるボランチ。GKの位置を見て40mのループシュートを狙う視野の広さ、帝京三を沈めた右足の直接FKは大きな武器。抜かれても低い体勢から追いすがり、最後は身体を入れてカバーするしぶとい守備はチームを救う」
MF大和海里(昌平高3年)
「埼玉No. 1の技巧派集団・昌平高のトップ下を務めるマエストロ。前線から下りてボールをさばき、攻撃のリズムを作ってまた前へ出る。パスでもドリブルでも裏抜けでも違いを出せる万能型のアタッカー。相手が寄せきれない位置にボールを置いての突破は圧巻」
FW川名連介(湘南工科大附高3年)
「味方との連携でもカウンターからの独走でも生きる湘南のスピードスター。足元の技術を生かした細かいパス交換から裏をとったら一気に加速、スピードで相手DFを置き去りに。GKを観察し冷静なフィニッシュを決める」
FW永瀬啓太(実践学園高3年)
「左サイドを抜群のスピードで突き抜ける“高尾の矢”。ボールを持っても速さが落ちず、前を向いたら縦にグイグイ、独力でゴールラインまで持ちこむ強引さが素晴らしい。前線での守備からのボール奪取率も高い」
●【特設】高校総体2019