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昨年度全国4強の東山が延長戦制す。後半4発の京都橘との決勝へ:京都

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東山高は桂高に延長戦の末、競り勝った

 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」サッカー競技(沖縄)京都府予選は25日、準決勝を行った。

 昨年度全国4強の東山高は、今年の府新人戦準優勝校の桂高と対戦。前半16分に右ロングスローのこぼれ球を1年生MF藤枝康佑が右足ボレーで決めて先制する。対する桂は相手の背後を狙って反撃し、後半26分には左クロスに飛び込んだFW甲元大成(3年)がPKを獲得。これを甲元が自ら左足で決めて同点に追いつく。それでも東山は1-1で突入した延長戦の前半5分、MF三谷遼馬(3年)のFKから大型CB濱本尚希(3年)が豪快ヘッドを決めて2-1で競り勝った。

 府新人戦優勝の京都橘高は、洛北高と対戦。前半は相手のロングボールとパワーのある攻撃に苦戦した京都橘だったが、DF藤橋怜士(3年)を中心に凌ぐと後半に4得点を奪う。7分に左WB高木大輝(3年)の左CKからU-17日本代表候補FW西野太陽(2年)が頭で決めて先制。さらに10分にはカウンターから最前線まで駆け上がったMF佐藤陽太主将(3年)が決めて2-0と突き放す。さらにMF湊麟太郎(3年)と1年生FW木原励のゴールで加点した京都橘が4-0で勝ち、2年ぶりの全国出場に王手を懸けた。

 決勝は6月2日に行われ、東山が勝てば2年連続3回目、京都橘が勝てば2年ぶり5回目の全国大会出場となる。

【京都】
[準決勝](5月25日)
京都橘高 4-0 洛北高
東山高 2-1(延長)桂高

[決勝](6月2日)
京都橘高 vs 東山高

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校総体2019

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