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[MOM2925]初芝橋本MF西淵啓斗(2年)_「今年こそは活躍を」1年時から先発のMFが先制点!

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前半7分、{c|初芝橋本高}}MF西淵啓斗が右足で先制ゴール。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.26 総体1回戦 羽黒高 1-6 初芝橋本高 金武町フ]

 主軸としての責任感を持って戦う2年生が、先制点を叩き出した。初芝橋本高は前半7分、MF西淵啓斗(2年)が「GKがちょっと前に出ていたので(その上を)狙っていました」と右足シュート。左サイドから、やや巻いた形で放った一撃でゴールネットを破った。

 序盤はチャンスだと考えていた。阪中義博監督から、「(前半15分頃の)クーリングブレイク前がチャンスだ」と聞いていたという西淵は、その時間帯に自分で仕留めに行き、見事に先制点。1年時から全国舞台を経験しているMFが大仕事をしてのけた。

 昨年もスタメンとして全国大会に出場。だが、チームは1回戦で大津高に0-1で惜敗した。「今年こそ活躍をと思っていた」と西淵。主軸としての自覚を持って戦っているが、本人はまだまだ活躍が足りないと分析している。

 身長160cm台前半と小柄だが、サッカーセンスは1年時から光っていた。守備時の立ち位置や強さなど課題もあるが、磨いてきた技術力、判断力でゴールやアシストを増やす意気込みだ。

 タイプは違うものの、憧れているプレーヤーは元フランス代表のFWフランク・リベリ。同じく小柄なドリブラーのように試合を決めるような活躍を続けて、チームを一つでも上のステージへ導く。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校総体2019

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