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00~09年のインハイ栃木県代表成績_真岡が県勢26年ぶりの全国4強。佐野日大と矢板中央も全国で勝利

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真岡高は06年大会でMF吉田拓海主将を中心に4強。(写真は06年度選手権。写真協力=高校サッカー年鑑)

[2000~2009年のインターハイ栃木県代表校成績]

 2000年~09年の10年間のインターハイ栃木県代表は、06年大会の真岡高が栃木県勢としては80年の今市高以来26年ぶりとなる準決勝進出。FKからの失点によって広島観音高(広島)に敗れたものの、堂々の3位に入っている。

 運動量豊富で守備意識高い真岡はMF吉田拓海主将(→筑波大)を起点としたサイド攻撃で強豪に対抗。日章学園高(宮崎)との3回戦では試合終了間際のゴールで追いつき、PK戦を制した。そして、準々決勝(対國學院久我山高)では1点リードをDF中山恵佑(→早稲田大)らが守り切り、同校にとって初の準決勝進出を勝ち取っている。

 真岡はこの10年間で4度のインターハイ出場。05年、09年にも1勝している。佐野日大高はFC東京や山形などでプレーした2年生MF前田和也らを擁した00年大会でベスト16。前田は初戦(対豊見城南高)で2ゴールを挙げている。佐野日大は01年大会でも高松商高(香川)、熊本国府高(熊本)を破り、2年連続となる2勝。だが、この年も3回戦で敗れ、ベスト8進出を逃している。

 矢板中央高は04年のインターハイで全国初出場。FW富山貴光(現大宮)やMF湯澤洋介(現鳥栖)、2年生DF須藤貴郁(現八戸)を擁した08年大会では富山の決勝点によって津工高(三重)を5-3で破り、初勝利を挙げている。なお、02年大会では進学校の宇都宮高が2度目の出場。初勝利を目指したが、1回戦で星稜高(石川)に敗れている。 

以下、00~09年のインターハイ栃木県代表校成績 ※()内は出場回数

[2009年]
代表校:真岡高(8)
1回戦 3-2 羽黒高(山形)
2回戦 2-3 佐賀東高(佐賀)

[2008年]
代表校:矢板中央高(3)
1回戦 5-3 津工高(三重)
2回戦 1-3 市立船橋高(千葉2)

[2007年]
代表校:矢板中央高(2)
2回戦 1-1(PK3-4)国見高(長崎)

[2006年]
代表校:真岡高(7)
1回戦 2-1 宮城県工高(宮城)
2回戦 3-0 神戸科学技術高(兵庫)
3回戦 1-1(PK6-5)日章学園高(宮崎)
準々決勝 1-0 國學院久我山高(東京1)
準決勝 0-1 広島観音高(広島)

[2005年]
代表校:真岡高(6)
1回戦 2-2(PK5-4)富山一高(富山)
2回戦 0-3 韮崎高(山梨)

[2004年]
代表校:矢板中央高(初)
1回戦 0-1 室蘭大谷高(北海道1)

[2003年]
代表校:真岡高(5)
1回戦 0-1 尽誠学園高(香川)

[2002年]
代表校:宇都宮高(2)
1回戦 0-6 星稜高(石川)

[2001年]
代表校:佐野日大高(7)
1回戦 1-0 高松商高(香川)
2回戦 2-1 熊本国府高(熊本)
3回戦 0-7 藤枝東高(静岡)

[2000年]
代表校:佐野日大高(6)
1回戦 4-0 豊見城南高(沖縄)
2回戦 3-1 東邦高(愛知1)
3回戦 1-3 市立船橋高(千葉1)

矢板中央高のFW富山貴光(現大宮)は08年大会で1勝に貢献

※禁無断転載(C)高校サッカー年鑑、ゲキサカ


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