beacon

00~09年のインハイ石川県代表成績_DF鈴木大輔主将の07年星稜が北信越勢初の準V、MF本田圭佑は1年時に16強

このエントリーをはてなブックマークに追加

星稜高は07年大会準決勝で流経大柏を破って初の決勝進出。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[2000~2009年のインターハイ石川県代表校成績]

 2000年~09年の10年間のインターハイ石川県代表の最高成績は、07年大会で星稜高が記録した準優勝だ。星稜は大黒柱のCB鈴木大輔主将(現浦和)を中心に西原高(沖縄)、日章学園高(宮崎)、国見高(長崎)と九州・沖縄勢を連破して8強入り。準々決勝では九州勢で開催地代表の佐賀東高(佐賀1)と対戦。FW谷川光(→関西大)とMF岡本雄介(→関西大)のゴールによって2-0で勝つと、準決勝でもその年度2冠の流通経済大柏高(千葉1)相手にMF樋本大樹(→大阪体育大)とMF本多翔のゴールによって逆転勝ちを収めた。鈴木ら主力3選手を出場停止で欠いた決勝で市立船橋高(千葉2)に逆転負けしたが、北信越勢初の準優勝という結果を残した。

 ワールドカップで3大会連続ゴールを決めている10番MF本田圭佑(現ボタフォゴ)が主将を務め、FW橋本晃司(現岩手)やDF込山和樹(元金沢)を擁した04年大会の星稜は、雨中の初戦で桐光学園高(神奈川1)に1-3で敗戦。同じく本田が10番を背負い、前線にFW豊田陽平(現鳥栖)が君臨した03年大会は、豊田の先制点などによって鹿児島実高(鹿児島)に勝利したが、2回戦で滝川二高(兵庫)にPK戦で敗れている。本田は1年生だった02年大会初戦の宇都宮高(栃木)戦で初ゴール。チームはFW田中俊也(元愛媛)やMF麦田和志(元徳島)、DF辻田真輝(元大宮)、DF森俊祐(元横浜FC)らの奮闘もあってベスト16へ進出している(同年の全日本ユース(U-18)選手権で準優勝)。

 星稜はDF作田裕次(現金沢)やDF清水孝太(元FC大阪)を擁した05年、01年、06年、09年も出場しているが、その4大会はいずれも初戦敗退。00年には元日本代表GK田口光久総監督の遊学館高、08年には公立の小松市立高が初出場を果たしたが、いずれも初戦で涙をのんでいる。

以下、00~09年のインターハイ石川県代表校成績 ※()内は出場回数

[2009年]
代表校:星稜高(19)
1回戦 1-4 神戸科学技術高(兵庫)

[2008年]
代表校:小松市立高(初)
2回戦 1-2 大津高(熊本)

[2007年]
代表校:星稜高(18)
1回戦 3-1 西原高(沖縄)
2回戦 1-1(PK9-8)日章学園高(宮崎)
3回戦 1-0 国見高(長崎)
準々決勝 2-0 佐賀東高(佐賀1)
準決勝 2-1 流通経済大柏高(千葉1)
決勝 1-4 市立船橋高(千葉2)

[2006年]
代表校:星稜高(17)
1回戦 0-1 武相高(神奈川2)

[2005年]
代表校:星稜高(16)
1回戦 0-5 盛岡商高(岩手)

[2004年]
代表校:星稜高(15)
1回戦 1-3 桐光学園高(神奈川1)

[2003年]
代表校:星稜高(14)
1回戦 2-1 鹿児島実高(鹿児島)
2回戦 1-1(PK3-5)滝川二高(兵庫)

[2002年]
代表校:星稜高(13)
1回戦 6-0 宇都宮高(栃木)
2回戦 1-1(PK4-3)四日市中央工高(三重)
3回戦 1-4 帝京高(東京1)

[2001年]
代表校:星稜高(12)
1回戦 0-1 前橋育英高(群馬)

[2000年]
代表校:遊学館高(初)
1回戦 0-3 國學院久我山高(東京2)

MF本田圭佑(中央)は星稜高1年時にインターハイ16強。(写真協力=高校サッカー年鑑)

07年大会で星稜高を牽引したCB鈴木大輔主将(現浦和)。(写真は07年全日本ユース選手権)

※禁無断転載(C)高校サッカー年鑑、ゲキサカ


●【特設】高校総体2020

TOP