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終盤にGK交代、PK戦突入か…後半ATにドラマ、星稜が劇的弾で2回戦へ!! 初出場山辺は奮闘も力尽きる

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星稜高が劇的な勝利を収めて2回戦へ(写真協力=高校サッカー年鑑)

[8.15 インターハイ1回戦 星稜高 1-0 山辺高 日東シンコースタジアム丸岡人工芝グラウンド南コート]

 令和3年度全国高校総体「輝け君の汗と涙 北信越総体2021」(インターハイ)サッカー競技の1回戦2日目が、15日に行われた。日東シンコースタジアム丸岡人工芝グラウンド南コートでは、9大会連続29回目の出場となる星稜高(石川)と初出場の山辺高(奈良)が対戦。後半アディショナルタイムに劇的な決勝点を奪った星稜が1-0の完封勝利を収め、2回戦進出を決めた。

 ともに慎重な入りとなった前半は、相手守備陣の粘り強い対応もあり、フィニッシュまで持ち込むことができずにシュート数はゼロに終わる。後半に入ると星稜が攻勢を強め、同11分にはFW山下陸(2年)とMF福島元基(2年)を同時投入して、一気に流れを引き寄せようとする。

 山辺は粘り強く戦った。後半にようやくファーストシュートを記録したように、前後半の70分間で放ったシュートは1本のみ。しかし、GK岸端泰成(2年)を中心とした守備陣は集中力を切らせることなく、星稜の攻撃をはね返し続けた。

 0-0のまま試合が進み、後半34分には星稜がGKを山内友登(3年)から加藤夕暉(2年)に交代。そのまま、PK戦に突入するかと思われたが、同アディショナルタイムにドラマは待っていた。MF前田一勇(3年)が蹴り出したCKに反応したDF井上陽向大(3年)が左足で蹴り込み、星稜が1-0の劇的な勝利を収めた。

 2回戦へと駒を進めた星稜は16日に札幌大谷高(北海道)と対戦する。

●【特設】高校総体2021

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