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次戦は静学と激突…大阪桐蔭、53大会ぶり出場・関西学院に逆転勝利で2回戦突破!!

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逆転勝利を収めた大阪桐蔭高(大阪2)が3回戦へ(写真協力=高校サッカー年鑑)

[8.16 インターハイ2回戦 大阪桐蔭高 2-1 関西学院高 テクノポート福井総合公園スタジアム]

 令和3年度全国高校総体「輝け君の汗と涙 北信越総体2021」(インターハイ)サッカー競技の2回戦が、16日に行われた。テクノポート福井総合公園スタジアムでは、5大会ぶり8度目の出場となる大阪桐蔭高(大阪2)と53大会ぶり2度目の出場となる関西学院高(兵庫)が対戦。前半16分に関西学院に先制を許しながらも、同30分、後半13分にゴールを奪った大阪桐蔭が2-1の逆転勝利を収めた。

 15日に行われた1回戦で帝京三高(山梨)と対戦した大阪桐蔭は2-0の完封勝利を収め、2回戦に進出。一方、兵庫県を制して53大会ぶりの総体出場を決めた関西学院はこの日が大会初戦となった。

 先手を取ったのは関西学院だった。前半16分、MF岩崎陸歩(2年)が蹴り出したCKをMF西谷京祐(3年)がヘディングで叩き込み、スコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負った大阪桐蔭だが、すぐさま反撃に出る。前半30分、PKの好機を得ると、背番号10を背負うFW中塚亮晴(3年)がペナルティースポットへ。右足から蹴り出されたシュートはGK斎藤慎之助に阻まれたものの、こぼれ球を中塚自らが蹴り込んで試合を振り出しに戻した。

 勢いに乗った大阪桐蔭は後半13分、DF朝山大輝(3年)のパスを途中出場のMF柳秀聖(2年)がヘッドでつなぐと、反応したMF奥野龍登(3年)が右足ダイレクトで蹴り込んで2-1と逆転に成功した。GK薮中優希(3年)を中心とした守備陣は、先制点献上以降は関西学院に粘り強く対応。前後半の70分間を失点したシュート1本に抑え込み、2-1の勝利を収めた。

 3回戦へと駒を進めた大阪桐蔭は18日に静岡学園高(静岡)と対戦する。

●【特設】高校総体2021

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