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2大会連続出場に王手!! 関西下して決勝進出の岡山学芸館「明日、勝たなければ何の意味もない」

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チーム5点目を奪った岡山学芸館高MF田口裕真(7番)

[6.11 インターハイ岡山県予選準決勝 岡山学芸館高 5-1 関西高 岡山県笠岡陸上競技場]

 令和4年度全国高校総体(インターハイ)「躍動の青い力 四国総体 2022」サッカー競技(徳島)岡山県予選準決勝が11日に行われ、岡山学芸館高が関西高を5-1で下し、12日の決勝進出を決めた。

 前半3分(35分ハーフ)に右からのセンタリングをMF山田蒼(3年)がダイビングヘッドで合わせたシュートがクロスバーに当たるなど、立ち上がりから岡山学芸館がボールを支配して攻め込み、早い時間帯に均衡を破る。同9分、MF木村匡吾(3年)がゴール前に送ったパスの流れから、抜け出したFW田邊望(2年)が左足で蹴り込んでネットを揺らした。

 だが、すぐさま関西も少ないチャンスを生かして追い付いた。前半14分、FW中島音(3年)が相手最終ラインのパス回しを粘り強く追い、GKへのバックパスにもプレッシャーをかける。岡山学芸館GK矢野晃(3年)は大きくクリアしようとしたが、追ってきた中島の体に当たり、そのままゴールに転がり込んだ。

 岡山学芸館にとっては嫌な流れになりそうな展開だったが、早いうちに勝ち越しに成功。前半24分、左からのFKをMF岡本温叶(3年)がファーサイドへ送り、フリーになっていたDF田口大慎(3年)がヘッドで合わせた。

 再びリードを奪った岡山学芸館は、前半29分にもFKのチャンスを関西GK永見礼智(3年)がパンチングしたこぼれ球を、岡本が左足ボレーで狙ったが、クロスバーに当たって決まらず。関西は敵陣深くまで攻め込むとMF中川嘉也(2年)のロングスローでゴールに迫り、同32分には中川のロングスローが中央に流れたところをDF阿邉龍也(3年)がヘッドで合わせるも、カバーしていた岡山学芸館MF福井槙(3年)がクリアして難を逃れた。

 岡山学芸館は2-1で迎えた後半立ち上がり、勝利に近づく貴重な追加点を決める。後半3分、相手ゴール前で一度はボールを奪われたが素早く回収し、エリア内右サイドでパスを受けたFW今井拓人(3年)が蹴り込んだ。関西は中川のロングスローを中心に懸命にゴールを目指すが、岡山学芸館は同21分にMF山田が4点目を奪うと、直後の同23分にはカウンターから交代出場のMF田口裕真(2年)が加点。終わってみれば5得点を奪う猛攻で、5-1で勝って決勝進出を決めた。

 岡山学芸館は、高原良明監督が「オウンゴールのようなもので、想定外だった」と語る失点こそあったものの、持ち味の攻撃力で傷口を広げることなく勝利。今年2月の新人戦に続き、県内2つ目のタイトルに王手をかけた。それでも指揮官は選手たちに「明日、勝たなければ何の意味もない」とハッパをかけ、2大会連続6回目の出場に向けて気持ちを引き締めていた。

(取材・文 石倉利英)
●【特設】高校総体2022

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