令和4年度全国高校総体(インターハイ)「躍動の青い力 四国総体 2022」女子サッカー競技(徳島)は29日、準決勝を行った。

　関東勢対決となった日本航空高(関東1、山梨)対十文字高(関東2、東京)戦は前半5分、14分に十文字FW氏原里穂菜が連続ゴール。日本航空は後半アディショナルタイムにFW大島暖菜がPKで1点を返したが、十文字が2-1で勝った。十文字は優勝した19年大会以来2度目の決勝進出だ。

　一方、近畿勢対決となった大商学園高(近畿2、大阪)対戦日ノ本学園高(近畿1、兵庫)戦は、前半に日ノ本学園MF藤原良が2ゴール。日ノ本学園が2-1とリードして前半を折り返したが、大商学園は後半4分にMF柳原さくらが同点ゴールを決めると、7分にはMF田中美優が勝ち越し点を奪う。このまま大商学園が3-2で勝ち、15年大会以来2度目の決勝進出を果たした。

　決勝は30日に開催され、十文字が勝てば19年以来2度目、大商学園が勝てば初優勝となる。

【準決勝】
(7月29日)
[鳴門・大塚スポーツパーク球技場]
日本航空高 1-2 十文字高
[日]大島暖菜(70+8分)
[十]氏原里穂菜2(5、14分)

[JAアグリあなん運動公園陸上競技場]
大商学園高 3-2 日ノ本学園高
[大]佐溝愛唯(24分)、柳原さくら(39分)、田中美優(42分)
[日]藤原良2(5、31分)

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●【特設】高校総体2022