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[MOM5106]帝京長岡MF中澤昊介(3年)_常に考えながら、攻守で味方をサポート。帝京長岡のコントロールタワー

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新潟王者・帝京長岡高のコントロールタワー、MF中澤昊介(3年=アイリスFC住吉出身)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.1インターハイ新潟県予選決勝 新潟明訓高 0-1 帝京長岡高 新発田市五十公野公園陸上競技場]

 古沢徹監督が、「実は、アイツが全部動かしているんですよ。コントロールタワーです」という帝京長岡高のキーマン。MF中澤昊介(3年=アイリスFC住吉出身)が新潟県予選決勝でも攻守に効いていた。

 攻撃を得意とするボランチだが、守備面でも運動量を増やして各局面で味方をサポート。新潟明訓高は後半、裏抜けやドリブルを得意とする選手を投入し、PA、コーナー付近までボールを運んできていた。だが、中澤は必ず味方をサポート。「そこにスペースがあるかどうかとか考えて、相手にとってちょっと嫌な位置立ったりして」ボールを奪い返し、また奪った後の最初のパスの受け手となって相手を押し返す要因になっていた。

 本人はセカンドボール回収の回数に満足していなかったが、運動量が多く、1対1をスライディングタックルで止めるなど際の攻防でも奮闘。攻撃では、右サイドハーフのMF和食陽向(2年)らと上手く2対1を作ることを意識してビルドアップした。ポジショニングよく正確にショートパスを繋ぎながら、浮き球も交えたゲームメイク。前半11分には自陣の左タッチライン際でボールを引き出し、先制点にも絡んだ。

 中澤は大阪のアイリスFC住吉出身。「自分は谷内田(哲平)君の代の試合を見て、このチーム面白いな、このチームに行きたいなと思って来ました」。2019年度選手権で初の3位に入ったMF谷内田哲平(現大宮)の世代の帝京長岡に憧れ、進学を決めた。

 その帝京長岡で「よりサッカーが楽しくなりました。止める・蹴るというベースであったり、サッカーを考えるっていうことを帝京長岡に来て学ばせてもらってます」という。判断力と精度を求められる中、考えることが増えてサッカーをより広く、深く知るようになり、上手くなったという実感も「めっちゃあります」。目標の選手にMFセルヒオ・ブスケツを挙げるボランチは今後、筋力量を増やし、ボールを奪うことや割って入ってシュートを決めることなど何でもできる選手になることを目指していく。

 今年はプレミアリーグWESTで開幕からフルタイム出場。インターハイ予選でも優勝に貢献した。「(古沢)監督から使ってもらってるんで、そこはしっかり期待に応えたいなと思っています」という中澤が、全国大会でもコントロールタワーとして帝京長岡を攻守で引っ張る。


(取材・文 吉田太郎)


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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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