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修徳は2年生2シャドーが攻撃力を発揮。東京都選抜の10番MF舘美駿は武器を磨き、日本一、得点王に挑戦

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修徳高の10番MF舘美駿

[6.14 インターハイ東京都予選準決勝 修徳高 3-2 國學院久我山高 AGFフィールド]

 修徳高は2012年大会以来となるインターハイ出場権獲得。代表決定戦となった東京都予選準決勝で、ともに修徳中出身の2年生2シャドーが存在感を放った。

 0-1の前半16分、FW新翔友(3年)のフリックでMF高橋虎太郎(2年)がDF裏へ抜け出す。左中間から一気にドリブルでゴールへ迫ると、そのまま対角の左足シュートをファーのネットに突き刺した。

 高橋はその後も鋭いドリブルを連発してチャンスメイク。その高橋と2シャドーを組む10番MF舘美駿(2年)は「全然ボール取られないですし、結構、自分が走っているところを見てくれるので、凄いやりやすいです」と信頼を寄せる。

 その舘美はこの日、「ほとんどボールに触れなくて、消えてる時間とかだいぶ長かったんで、もっとボールに係わっていかなきゃダメ」と首を振る内容。それでも、最前線の新にボールが入った際にどう動くのかを考えながら動き、正確なファーストタッチから鋭いドリブル、パスと個の力を表現した。

 後半29分、36分と左オープンへの動きからドリブルで中へ切れ込み、右足を振り抜いた。いずれもDFにマークされていたが、警戒されている中でも行き切る力を発揮。それでも、いずれもDFにブロックされてCKになったことを反省し、「あれを決め切れたらチームも楽になるので、決め切りたいですね。(また、)ボール持ったらある程度行けると思うので、そこまで持っていくことが今の自分の課題」と語っていた。

 舘美は昨年11月、新チームの初戦として1、2年生だけで臨んだT2(東京都2部)リーグの大成高戦に出場。1-10の大敗を経験し、自身も失点に絡んでしまった。それをきっかけに意識を変えてきた一人だ。

 現2年生は修徳中3年時に東京都2部リーグBブロックで全勝V(18戦18勝)。強さを示してきた世代だが、この敗戦が自分たちを見つめ直すきっかけの一つになったようだ。舘美は「あの日、足りないなと思った」と筋トレや食事の量を増加。苦手なことを改善しようとする姿勢が出ていることを土屋慶太監督も認める。

 また、2009年早生まれの舘美は昨年、今年とU-16東京都選抜で活動中。基準をチームに持ち帰っていると同時に、個人としては「もっと質とか1個1個、Jクラブの子たちに負けないような武器とかをつくっていかないといけない」と実感しているという。

 今年はボランチからシャドーへポジションが上がり、シュートやドリブルで仕掛ける姿勢が向上。ボールを失わない力を含め、自身の武器を全国大会で表現することを考えている。

「全国は優勝っていうのはもちろん目指すんですけど、個人としても得点王だったりっていうのは狙っていきたいなと思うんで、全国までにもっとシュートの技術とかを上げていきたいです」。高橋とともに全国大会で対戦する相手に警戒されることは確か。そのマークを上回り、ゴールを連発する。

10番MF舘美駿は個で行き切る力を発揮

前半16分、MF高橋虎太郎が同点ゴール

(取材・文 吉田太郎)


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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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