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[MOM5169]神村学園FW日高元(3年)_「完全には治ってないけど…」中足骨骨折から決死のカムバックで魂の一発

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神村学園FW日高元(写真協力『高校サッカー年鑑』)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.27 インターハイ2回戦 帝京 0-3 神村学園 広野町サッカー場]

 ボルトが1本入っているという左足の中足骨はまだ完全にはくっ付いていないという。神村学園高(鹿児島)のFW日高元(3年=神村学園中)は約9か月にも及ぶ長期離脱からカムバックし、少しずつ本来のプレーを取り戻してきている。

 1年時の全国高校サッカー選手権からメンバー入りし、先発で全国のピッチにも立っていた日高だが、準優勝した昨年の全国高校総体は大会直前の膝の負傷で出場はかなわなかった。夏の終わりごろに復帰したが、今度は中足骨を骨折。手術して完治を目指したが、復帰直後に再離脱を余儀なくされ、この春まで約9か月もの間、離脱が続いた。

「悔しい気持ちでいっぱいだったし、チームに迷惑をかけて申し訳ない気持ちだった」という日高は「完全に治るまで待っていても遅い。医者と話して、『やっていいよ』ということになって、完全には治ってないけど、やりながら治そうということになった」と決死の思いで復帰する。

 そんな日高の決断を受け入れた有村圭一郎監督は今季のプレミアリーグWEST開幕戦から日高をスタメンで起用し続けた。長期離脱明けで、当然、コンディションも万全ではない。なかなか思うようなプレーができず、チームも開幕4試合を1分け3敗と出遅れた。それでもチームは第5節の岡山U-18戦に勝って初勝利。すると続く第6節の神戸U-18戦で日高にも待望の初ゴールが生まれ、2連勝を飾った。

「今やっと体のキレも戻ってきて、やれるようになってきた」(有村)という日高はインターハイの初戦でケガの影響を感じさせないプレーを見せる。1-0の後半8分、PA内右で力強いドリブル突破。縦に仕掛けて折り返し、FW徳村楓大(3年)の決定機を演出すると、同17分には左クロスのこぼれ球をMF福島和毅(3年)が頭でつないだところに走り込み、右足ボレーで蹴り込んだ。

「(福島)和毅が頑張ってくれて、いいところに来たので冷静に決められて良かった。素直にうれしかった」。昨年は無念の負傷欠場となったインターハイの舞台。「去年、チームは決勝で負けたけど、自分はピッチに立つことができなかった。もう一度、みんなで(決勝まで)行きたい」と強い決意で臨んでいる。

 神村学園悲願の日本一へ、日高の完全復活となれば、これ以上ない追い風だ。初戦で難敵・帝京を破り、29日の3回戦では岡山学芸館(岡山)と対戦する。165cmのアタッカーは「ちょっとずつコンディションを上げてきて、今日も点を取れた。全試合、点を取る気持ちでやりたい」と力強く誓った。

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(取材・文 西山紘平)

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西山紘平
Text by 西山紘平

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