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後半ATにMF佐々木が劇的FK弾!神村学園が地元・尚志に逆転勝ちし、2大会連続の決勝進出!

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神村学園高が逆転勝ち。後半35+8分、MF佐々木悠太が決勝ゴールを喜ぶ。(写真協力=『高校サッカー年鑑』)

[8.1 インターハイ準決勝 尚志高 1-2 神村学園高 Jヴィレッジスタジアム]

 神村学園が劇的な決勝点で決勝進出! 令和7年度全国高校総体(インターハイ)男子サッカー競技(福島)は1日、準決勝を行い、第2試合でともに初優勝を狙う尚志高(福島1)と神村学園高(鹿児島)が激突。神村学園がMF佐々木悠太(3年/U-17日本高校選抜)の2ゴールによって2-1で逆転勝ちし、2大会連続の決勝進出を決めた。神村学園は2日の決勝で大津高(熊本)と戦う。

 尚志は2019年大会以来となる準決勝進出。今大会は寒川高(香川)に4-1、桐光学園高(神奈川1)に1-1(PK10-9)、そして前大会3位の帝京長岡高(新潟)に0-0(PK6-5)で勝利した。初の決勝進出をかけた準決勝はGK門井宏樹(3年)、DF木村心貴(3年)、西村圭人主将(3年)、松澤琉真(3年)、榎本司(3年)、迫田悠聖(2年)、MF臼井蒼悟(3年)、阿部大翔(3年)、村田柊真(3年)、若林衣武希(2年)、角虎一(3年)、FW根木翔大(3年/U-17日本高校選抜候補)の11人が先発した。

 一方、前回大会準優勝校の神村学園は今大会、帝京高(東京1)との初戦を3-0、岡山学芸館高(岡山)との3回戦を2-0、準々決勝では山梨学院高(山梨)に1-1(PK4-2)で勝って2大会連続の準決勝進出。GK寺田健太郎(3年)、DF今村太樹(3年)、中野陽斗主将(3年/U-18日本代表)、荒木仁翔(3年)、竹野楓太(2年/U-17日本代表)、MF堀ノ口瑛太(3年)、佐々木、福島和毅(3年/U-18日本代表)、FW倉中悠駕(3年)、日高元(3年/U-17日本高校選抜候補)、樹本琉空(3年)の先発11人で準決勝に臨んだ。

 前半は神村学園がボールを保持しながら主導権を握る。2分に右クロスから樹本が左足シュート。4分にも今村の右足ミドルが枠を捉えた。これは尚志GK門井が落ち着いてセーブ。尚志は左オープンの臼井へ幾度かボールが通っていたが、相手CB中野の出足の速い守備を受けるなど、なかなかゴールに迫ることができない。

 神村学園は福島、堀ノ口らがボールを動かしながら、ロングボールを交えた攻撃。だが、尚志はこれをCB西村やCB松澤が中心になって弾き返す。神村学園は右SB竹野の縦突破からのクロスや福島と佐々木のコンビによる崩しなどにチャレンジ。17分には荒木のアーリークロスがPAの倉中に通ったが、強引に打ったシュートはGK門井に止められてしまう。

 24分、尚志がファーストチャンスを得点に結びつける。相手の縦パスを跳ね返すと、右の村田がすぐさま前方のスペースへボールを流し込む。これに根木が追いつくと、緩急をつけた仕掛けでDFを外し、右足シュートでファーサイドのネットを揺らした。

 先制した尚志は28分にも根木のフリックから臼井がゴール前に飛び出そうとする。神村学園は良い形でのインターセプトからボールを保持して相手を押し込むが、阿部ら2列目、最終ラインもスライドを徹底する尚志の前になかなか縦パスを差し込むことができない。強引に攻めたところでボールを失い、榎本のサイドチェンジやクロスなどで攻め返されてしまっていた。

 前半終了間際、尚志にチャンス。木村の右CKのこぼれを角が右足で狙う。35+5分にも木村の右CKの流れから松澤が粘り、迫田がポスト直撃の右足シュート。跳ね返りを押し込もうとするが、神村学園GK寺田が収めて2点目とはならない。

 神村学園は後半開始から樹本とMF花城瑛汰(2年)を交代。尚志も村田とプリンスリーグ東北得点ランキング首位のMF田上真大(3年)を入れ替えた。神村学園は4分、荒木の左クロスから日高がヘッド。対する尚志は11分、左SB木村が大きくボールを運び、最後は根木がドリブルから右足シュートを放つ。

 だが、神村学園はこれをGK寺田が止めると、よりゴールを意識した攻撃。直後に佐々木が左足ミドルを狙い、竹野が佐々木とのワンツーからラストパスへ持ち込む。そして相手を押し込んで迎えた14分、中央で前を向いた佐々木が右足ミドル。GKの手を弾いて右隅に突き刺さり、1-1となった。

 尚志はクーリングブレイク後の23分、臼井と角をFW岡大輝(3年)とMF若林衣武希(2年)へ交代した。松澤や迫田のインターセプトなどから榎本らが前線を追い越して前へ。右へ回った根木の縦へのドリブルも効いていた。29分、尚志は倉中とFW伏原俐空(2年)を交代。尚志も田上とMF日比野修吾(3年)を交代した。

 風雨が強まる中で迎えた後半終盤、神村学園は福島の右足ミドルなどで勝ち越し点を目指す。尚志は怪我の西村とDF星宗介(2年)を交代。相手のクロスを一本一本確実に跳ね返していく。ともに雨中で力を振り絞って戦ったが、7分間が表示されたアディショナルタイムの35+8分、神村学園は左中間で堀ノ口がFKを獲得する。これを佐々木が右足で狙うと、ボールは鮮やかな軌道を描いてファーサイドのゴールネットに吸い込まれた。直後に試合終了。神村学園が逆転勝ちで2大会連続の決勝進出を決め、初優勝に王手をかけた。

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(取材・文 吉田太郎)



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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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