瀬戸内の守りの要・DF井上礼治は隙をなくすことを重視。期待の広島王者は課題を改善してインハイに臨む
[6.22 中国高校選手権3位決定戦 作陽学園高 2-0 瀬戸内高 ヤマタスポーツパーク球技場]
中国高校選手権で出た課題を改善し、インターハイで全国制覇に挑戦する。瀬戸内高(広島)は鳥取城北高(鳥取2)との初戦と岡山学芸館高(岡山1)との準決勝でいずれも無失点。メンバーを大きく入れ替えた3位決定戦は2失点したものの、DF井上礼治(3年=広島FURUTA FC U-15出身)とDF保手濱慶次(3年)を中心に安定した守りを見せていた。
井上は「自分の一番の強みであるヘディングでの競り合いのところは自信持って強く行けているって思いますし、あとやっぱり1人で守るわけじゃないんで、味方と繋がりながら、喋りながら守備するっていうところは自分の強みかなと思います」と自己分析する。この日は3バックの背後のスペースを幅広くカバー。前への強さも含めてチームを後方から支えていた。
井上は1年時にU-16広島県選抜の先発DFとして国体(現・国スポ)少年男子の部優勝。今年は広島県高校選抜U-17の一員としてBalcom BMW CUPに出場し、U-17日本代表と前半は0-0で渡り合っている。U-17日本代表相手に存在感を放ったDF礒合宇宙(3年)や保手濱、MF池田在(3年)らとともに奮闘し、個人としても球際や弾く部分の特長を発揮したが、後半に3失点。U-17日本代表の質の高さやわずかな隙を突いて得点してくる上手さを体感した。
高いレベルを経験してきたDFは瀬戸内でより隙をなくしていく考えだ。インターハイ広島県予選は5試合で1失点。プリンスリーグ中国でも第8節までリーグ最少タイの6失点と堅守を見せているが、「隙っていうのがまだまだあるなって自分たちは感じていて、インターハイに向けて、まだまだそういうところに目を向けて取り組んでいかないといけないかなと思います」と引き締める。
作陽学園高(岡山2)戦では自分自身も相手と入れ替わってしまい、失点。また、ヘディングで弾き切れないところがあり、特に前半はチーム全体の距離感が悪く相手に主導権を握られてしまう部分があった。
後半は距離感を改善し、主導権を握り返したが、1点を奪えず、逆に突き放されて敗れた。それだけに、「まだまだ全国に向けて勝っていくためには全然足りてないと思うので、ここからこの大会を終えて、また広島帰って積み上げていきたいなと思っています」と宣言。元町田DFの石川喬穂監督も「守備のところのちょっと軽い部分があって、差し込まれたりとかもあったので、そこをなくしていくことと、攻撃で係わって、崩して入って決め切れないっていうところは昨日も課題で、シュートのところが噛み合っていないので、そこをしっかり合わせていけるようにトレーニングしていきたい」と掲げていた。
今年、チームはプリンスリーグ中国で開幕6連勝を飾るなど第8節まで6勝1分1敗。攻守に自力のある選手が多く、期待の世代は野心も持ってインターハイに挑戦する。井上は「インターハイは自分たちの一番目標である全国制覇に向けてやっていかないといけないと思いますけど、一戦一戦簡単に勝てる相手じゃないと思うんで、そこはしっかり相手に合わせるサッカーじゃなくて、自分たちの特長を極めていって、そこで相手に勝っていけるようなサッカーしていきたい」。まずは隙をなくし、課題を改善。より強い集団になって全国舞台に臨む。




(取材・文 吉田太郎)
●全国高校総体2026特集
▶お笑いコンビ「ヤーレンズ」がサッカーをしゃべり倒すポッドキャスト「ボケサカ」は毎週金曜配信
中国高校選手権で出た課題を改善し、インターハイで全国制覇に挑戦する。瀬戸内高(広島)は鳥取城北高(鳥取2)との初戦と岡山学芸館高(岡山1)との準決勝でいずれも無失点。メンバーを大きく入れ替えた3位決定戦は2失点したものの、DF井上礼治(3年=広島FURUTA FC U-15出身)とDF保手濱慶次(3年)を中心に安定した守りを見せていた。
井上は「自分の一番の強みであるヘディングでの競り合いのところは自信持って強く行けているって思いますし、あとやっぱり1人で守るわけじゃないんで、味方と繋がりながら、喋りながら守備するっていうところは自分の強みかなと思います」と自己分析する。この日は3バックの背後のスペースを幅広くカバー。前への強さも含めてチームを後方から支えていた。
井上は1年時にU-16広島県選抜の先発DFとして国体(現・国スポ)少年男子の部優勝。今年は広島県高校選抜U-17の一員としてBalcom BMW CUPに出場し、U-17日本代表と前半は0-0で渡り合っている。U-17日本代表相手に存在感を放ったDF礒合宇宙(3年)や保手濱、MF池田在(3年)らとともに奮闘し、個人としても球際や弾く部分の特長を発揮したが、後半に3失点。U-17日本代表の質の高さやわずかな隙を突いて得点してくる上手さを体感した。
高いレベルを経験してきたDFは瀬戸内でより隙をなくしていく考えだ。インターハイ広島県予選は5試合で1失点。プリンスリーグ中国でも第8節までリーグ最少タイの6失点と堅守を見せているが、「隙っていうのがまだまだあるなって自分たちは感じていて、インターハイに向けて、まだまだそういうところに目を向けて取り組んでいかないといけないかなと思います」と引き締める。
作陽学園高(岡山2)戦では自分自身も相手と入れ替わってしまい、失点。また、ヘディングで弾き切れないところがあり、特に前半はチーム全体の距離感が悪く相手に主導権を握られてしまう部分があった。
後半は距離感を改善し、主導権を握り返したが、1点を奪えず、逆に突き放されて敗れた。それだけに、「まだまだ全国に向けて勝っていくためには全然足りてないと思うので、ここからこの大会を終えて、また広島帰って積み上げていきたいなと思っています」と宣言。元町田DFの石川喬穂監督も「守備のところのちょっと軽い部分があって、差し込まれたりとかもあったので、そこをなくしていくことと、攻撃で係わって、崩して入って決め切れないっていうところは昨日も課題で、シュートのところが噛み合っていないので、そこをしっかり合わせていけるようにトレーニングしていきたい」と掲げていた。
今年、チームはプリンスリーグ中国で開幕6連勝を飾るなど第8節まで6勝1分1敗。攻守に自力のある選手が多く、期待の世代は野心も持ってインターハイに挑戦する。井上は「インターハイは自分たちの一番目標である全国制覇に向けてやっていかないといけないと思いますけど、一戦一戦簡単に勝てる相手じゃないと思うんで、そこはしっかり相手に合わせるサッカーじゃなくて、自分たちの特長を極めていって、そこで相手に勝っていけるようなサッカーしていきたい」。まずは隙をなくし、課題を改善。より強い集団になって全国舞台に臨む。




(取材・文 吉田太郎)
●全国高校総体2026特集
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