国体は怪我で日本一のピッチに立てず⋯瀬戸内の10番MF田川英知は待望の全国舞台で試合を決める
[6.22 中国高校選手権3位決定戦 作陽学園高 2-0 瀬戸内高 ヤマタスポーツパーク球技場]
待望の全国舞台で思いをぶつける。瀬戸内高(広島)の10番MF田川英知(3年=セレッソ大阪U-15出身)は、0-1の後半11分から2シャドーの一角として交代出場。相手の狭いライン間を広げることと、FWやもう一人のシャドーと連動して崩すことを意識してプレーした。
瀬戸内が攻撃面で重視しているのは、相手を見て判断すること、ゴールへの優先順位をつけてまずDF背後を狙いながら足下との使い分けをすること。だが、田川は前を向いて足を振るシーンもあったものの、作陽学園高(岡山2)の守りをなかなか攻略することができず、得点することはできなかった。
田川はDFの逆を取るドリブルや攻撃を作る部分が得意。今年のプリンスリーグ中国では山口U-18戦で決勝点を決め、岡山学芸館高戦でも後半45+2分に同点ゴールを決めている。
田川は自分の役割について、「ゲーム作るっていうのはもちろんなんですけど、やっぱ10番なんで勝たせないといけないっていうのはあって、昨日(準決勝)も自分がPK外して負けちゃったり、まだ今の自分では勝たせる選手ではないなと思っているんで、この夏で勝たせる選手になって、もう1つ怖い選手になって、冬には自分がチームを勝たせるようにっていうことを意識しています」と語る。チームは中国選手権3試合で1得点。攻撃面が課題になっているだけに、10番は試合を決めることをより自身に求めていく。
悔しさが成長の原動力になっている。田川は1年時に国体少年男子の部に出場するU-16広島県選抜入り。だが、怪我でメンバーを外れ、全国大会のピッチに立つことはできなかった。田川不在のチームは接戦を勝ち抜き、日本一に。田川はスタッフのサポートによって決勝戦の会場に松葉杖をついたまま来場し、優勝の喜びを一緒に味わった。だが、プレーすることは叶わず、悔しさの残る大会となっている。
田川は昨年のインターハイで登録メンバー入りしたが、試合に出場することはできていない。それだけに、10番を背負って臨む今回のインターハイは待望の舞台。「国体の悔しさっていうのも1つエネルギーにはなっているなと思います。瀬戸内高校に来てまだ何も成し遂げてないんで、一番は選手権とかあるんですけど、まずこの総体で自分の名前を全国に知ってもらうためにも、チームの結果はもちろん、個人でも数字であったり、プレーというところで貢献したいなと思います」と力を込めた。
目標は自分と同じ身長160cm台のMF森田晃樹(東京V)。「上手さもあるんですけど、怖さも最後ゴール前で結構顔も出せるし、ゲーム作るっていうのもある。自分はゲーム作るだけじゃダメだっていうのは言われてるんで、得点とかも取れる森田選手を意識しています」。ゴール前で怖い選手、試合を決める選手になるために、田川もシュートや崩しのトレーニングに注力。待望の全国舞台であるインターハイで一つでも多くの結果を残す。




(取材・文 吉田太郎)
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待望の全国舞台で思いをぶつける。瀬戸内高(広島)の10番MF田川英知(3年=セレッソ大阪U-15出身)は、0-1の後半11分から2シャドーの一角として交代出場。相手の狭いライン間を広げることと、FWやもう一人のシャドーと連動して崩すことを意識してプレーした。
瀬戸内が攻撃面で重視しているのは、相手を見て判断すること、ゴールへの優先順位をつけてまずDF背後を狙いながら足下との使い分けをすること。だが、田川は前を向いて足を振るシーンもあったものの、作陽学園高(岡山2)の守りをなかなか攻略することができず、得点することはできなかった。
田川はDFの逆を取るドリブルや攻撃を作る部分が得意。今年のプリンスリーグ中国では山口U-18戦で決勝点を決め、岡山学芸館高戦でも後半45+2分に同点ゴールを決めている。
田川は自分の役割について、「ゲーム作るっていうのはもちろんなんですけど、やっぱ10番なんで勝たせないといけないっていうのはあって、昨日(準決勝)も自分がPK外して負けちゃったり、まだ今の自分では勝たせる選手ではないなと思っているんで、この夏で勝たせる選手になって、もう1つ怖い選手になって、冬には自分がチームを勝たせるようにっていうことを意識しています」と語る。チームは中国選手権3試合で1得点。攻撃面が課題になっているだけに、10番は試合を決めることをより自身に求めていく。
悔しさが成長の原動力になっている。田川は1年時に国体少年男子の部に出場するU-16広島県選抜入り。だが、怪我でメンバーを外れ、全国大会のピッチに立つことはできなかった。田川不在のチームは接戦を勝ち抜き、日本一に。田川はスタッフのサポートによって決勝戦の会場に松葉杖をついたまま来場し、優勝の喜びを一緒に味わった。だが、プレーすることは叶わず、悔しさの残る大会となっている。
田川は昨年のインターハイで登録メンバー入りしたが、試合に出場することはできていない。それだけに、10番を背負って臨む今回のインターハイは待望の舞台。「国体の悔しさっていうのも1つエネルギーにはなっているなと思います。瀬戸内高校に来てまだ何も成し遂げてないんで、一番は選手権とかあるんですけど、まずこの総体で自分の名前を全国に知ってもらうためにも、チームの結果はもちろん、個人でも数字であったり、プレーというところで貢献したいなと思います」と力を込めた。
目標は自分と同じ身長160cm台のMF森田晃樹(東京V)。「上手さもあるんですけど、怖さも最後ゴール前で結構顔も出せるし、ゲーム作るっていうのもある。自分はゲーム作るだけじゃダメだっていうのは言われてるんで、得点とかも取れる森田選手を意識しています」。ゴール前で怖い選手、試合を決める選手になるために、田川もシュートや崩しのトレーニングに注力。待望の全国舞台であるインターハイで一つでも多くの結果を残す。




(取材・文 吉田太郎)
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