[MOM5567]静岡学園FW沢井翼(3年)_ゴール前でも練習通りに冷静。足裏トラップから優勝ゴール!
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.1 インハイ決勝 近大附高 1-2 静岡学園高 Jヴィレッジスタジアム]
日本一になるために千葉から静岡へ。そのFWが全国大会決勝で優勝ゴールを決めた。1-1の後半終了間際、静岡学園高(静岡)は右CKがファーサイドのFW沢井翼(3年=VIVAIO船橋SC出身)の下へ流れる。
すると、沢井は足裏でのコントロールでピタリとボールを止めると、一つ中へ運んでから右足を一閃。ゴール右上隅に突き刺した。日本一を懸けた大一番。それも後半アディショナルタイムの5分が経過していた状況だった。ここで光った沢井の落ち着き。慌てて足を振るのではなく、冷静にシュートコースを見定め、そこへ正確に蹴り込んだ。
「1タッチ目で、自分の置きたい位置に置けて、コーナーキックからだったんで、相手が結構真ん中に密集していて打てないなって分かって、カットインした時に、右上が空いてたんで、シュートには自信あったんで、そこに上手く流し込みました」
沢井は静岡県予選で4試合連続の2得点を記録する大活躍。その自信に加えて、「普段の練習でやったことがやっぱ一番大きかったと思います」と頷く。練習でやってきたことを全国決勝で落ち着いて表現。そして、自身の目標を一つ達成した。
中学時代に所属していたVIVAIO船橋SC(千葉)のチームメイトには、湘南U-18からトップチームへ昇格するMF中村龍(3年)や当時代表常連のDF大島琉空(現鹿島ユース)がいた。
「(自分よりも) その人たちの方が注目されていました。(静岡学園を選んだ理由は)中学校の頃とやっぱプレースタイルも似ている部分もありましたし、伝統のある静岡学園にほんと憧れを抱いてたんで、このチームで絶対日本一を取りたいって思って入学しました」と静岡の技巧派軍団へ進学。そして、3年目の今年、県予選で大活躍したFWは全国大会準々決勝でもチームを救う同点ゴールを決めている。
普段2トップを組むFW坂本健悟(3年)が今大会、5得点の活躍。決勝で沢井は先発を外れ、後半開始からの出場になった。「どうしても(坂本)健悟にマークが集中するって分かっていたんで、自分はどんどん落ちてボールに係わりに行ったりとか、ゲームを作るってことを意識しました」と振り返る。
また、「チャンスが少ないっていうのは、元々試合入る前から分かっていたんで」足を振るシーンがなかなか訪れなくても焦らなかった。だが、後半終了間際に1本中1本を仕留めて決勝点。自信になる一撃であり、今後も誇れるような1点になった。
「1チャンスをモノにできたっていうのは、自分としても選手としても価値が上がったと思いますし、ほんと決勝っていう舞台で点が取れたっていうのは、自分としても凄い自信にもなりますし、凄い財産になったと思います。足立とか松永とか怪我してる人がいない分、やっぱ自分が点取って形でやろうってのをこの決勝の舞台で結果で示せたのは、とても大きいかなと思います」
次は冬の日本一にも挑戦。「今年は静学だけがインターハイと選手権で2冠ができる挑戦権を得られたんで、そこに対してほんと選手権も優勝を狙って頑張っていきたい」。今回は坂本に得点王は譲ったが、選手権は自分が得点王になるという目標もできた。今夏、静岡学園を日本一に導いたFWが冬もゴールでチームを勝たせる。






(取材・文 吉田太郎)
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[8.1 インハイ決勝 近大附高 1-2 静岡学園高 Jヴィレッジスタジアム]
日本一になるために千葉から静岡へ。そのFWが全国大会決勝で優勝ゴールを決めた。1-1の後半終了間際、静岡学園高(静岡)は右CKがファーサイドのFW沢井翼(3年=VIVAIO船橋SC出身)の下へ流れる。
すると、沢井は足裏でのコントロールでピタリとボールを止めると、一つ中へ運んでから右足を一閃。ゴール右上隅に突き刺した。日本一を懸けた大一番。それも後半アディショナルタイムの5分が経過していた状況だった。ここで光った沢井の落ち着き。慌てて足を振るのではなく、冷静にシュートコースを見定め、そこへ正確に蹴り込んだ。
「1タッチ目で、自分の置きたい位置に置けて、コーナーキックからだったんで、相手が結構真ん中に密集していて打てないなって分かって、カットインした時に、右上が空いてたんで、シュートには自信あったんで、そこに上手く流し込みました」
沢井は静岡県予選で4試合連続の2得点を記録する大活躍。その自信に加えて、「普段の練習でやったことがやっぱ一番大きかったと思います」と頷く。練習でやってきたことを全国決勝で落ち着いて表現。そして、自身の目標を一つ達成した。
中学時代に所属していたVIVAIO船橋SC(千葉)のチームメイトには、湘南U-18からトップチームへ昇格するMF中村龍(3年)や当時代表常連のDF大島琉空(現鹿島ユース)がいた。
「(自分よりも) その人たちの方が注目されていました。(静岡学園を選んだ理由は)中学校の頃とやっぱプレースタイルも似ている部分もありましたし、伝統のある静岡学園にほんと憧れを抱いてたんで、このチームで絶対日本一を取りたいって思って入学しました」と静岡の技巧派軍団へ進学。そして、3年目の今年、県予選で大活躍したFWは全国大会準々決勝でもチームを救う同点ゴールを決めている。
普段2トップを組むFW坂本健悟(3年)が今大会、5得点の活躍。決勝で沢井は先発を外れ、後半開始からの出場になった。「どうしても(坂本)健悟にマークが集中するって分かっていたんで、自分はどんどん落ちてボールに係わりに行ったりとか、ゲームを作るってことを意識しました」と振り返る。
また、「チャンスが少ないっていうのは、元々試合入る前から分かっていたんで」足を振るシーンがなかなか訪れなくても焦らなかった。だが、後半終了間際に1本中1本を仕留めて決勝点。自信になる一撃であり、今後も誇れるような1点になった。
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