"ミスターモレリア"中村憲剛、最後に履いたスパイクは特別な1足だった
[1.1 天皇杯決勝 川崎F1-0G大阪 国立]
川崎フロンターレ一筋18年間のキャリアに終止符を打つMF中村憲剛が天皇杯初優勝とリーグ優勝の2冠となる複数タイトル獲得を成し遂げた。
現役ラストマッチにスパイクは何を着用するのかも注目された。残念ながらピッチに立つことはできなかったが、これまでとは異なる特別な1足を履いて表彰式に立った。
キックオフをベンチで迎えると、ウォーミングアップ前の中村はランニングシューズを着用していたが、足元にはこれまで同様、履き続けたミズノ『モレリア2』が2足置かれていた。足馴染みが良く、ボールタッチにこだわりを持つ中村がプロ2年目から着用し続けたクラシックなスパイクだ。後半に入ってからウォーミングアップする際にもこの「モレリア2」を着用している。
ところが、優勝を告げるタイムアップのホイッスルが鳴り響き、チームメイトと喜びを分かち合うと、おもむろにスパイクを履き替える姿があった。
ランバードラインと折り返しのシュータン、かかと部分がフロンターレブルーで彩られた特別カラーの『モレリア2』だ。このスパイクはブランドアンバサダーを務める中村にミズノから感謝とエールを込めて特別に作られた。
ミズノは、中村への感謝の想いを込めた特別ムービーも公開している。
もしピッチに立っていたら、この特別なスパイクでプレーしたかどうかはわからないが、中村憲剛という偉大なるプレーヤーは約17年履き続けたモレリアと共に有終の美を飾った。
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