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[CL]レアル撃破で16季ぶり決勝進出のドルトムント、クロップ「特別な快挙だ」

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[4.30 欧州CL準決勝第2戦 R・マドリー2-0ドルトムント]

 UEFAチャンピオンズリーグの準決勝第2戦が4月30日に行われ、ドルトムント(ドイツ)は敵地でR・マドリー(スペイン)に0-2で敗れた。しかし第1戦を4-1で制していたドルトムントは、2戦合計4-3で逃げ切り、16季ぶりの決勝進出を決めた。

 3点をリードしていた余裕からか、ドルトムントはレアルの攻勢を受けながらも、確実にチャンスを作り続けた。得点こそ奪えなかったが、エースFWロベルト・レバンドフスキのシュートがクロスバーを直撃するなど、あと一歩でトドメを刺すというところまで行った。

「最後に少しドラマが起きたね」。試合後、決勝進出に安堵の表情を浮かべたユルゲン・クロップ監督。『uefa.com』によると、「今日は90分がとても長く感じた。いいサッカーもしていたが、残念ながら、試合を通してというわけではなかった。明らかに、マドリーは質の高いサッカーができるチームだ。だが最終的には我々が2試合合計で勝ち上がるにふさわしい戦いをした。我々は決勝にふさわしいチームだ。我々のようなチームが決勝にたどり着くためには、ある程度の運が必要だとわかっていた。チャンスを1つでも生かしていれば、運も必要なかったけどね。いずれにしても特別な快挙だ」と相手を称えながらも自チームを誇っている。

 もう一方の準決勝は1日に行われる。しかし第1戦を4-0で制したバイエルンが決勝進出へ向け、優位な状況にある。08年以来、史上4度目の同国決勝へ。その前に週末のリーグ戦でも戦うことになるが、「彼らより1日多く休める。だからチームが喜びに浸ることを私は止めない。私もホテルでビールを飲むつもりだ。週末にバイエルン戦を控えることを考えれば良くないかもしれないが、選手たちの祝勝会を止めるつもりはないよ。禁止すればとんでもない操り人形だ」。


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