beacon

[CL]“3度目の正直”でビッグイヤー掲げたラーム 「ホッとしている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[5.25 欧州CL決勝 ドルトムント1-2バイエルン ウェンブリー]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝が25日、ロンドンのウェンブリースタジアムで開催され、バイエルンが史上初のドイツ勢対決となったファイナルを2-1で制し、欧州チャンピオンズカップ時代を含めて12シーズンぶり5度目の欧州制覇を成し遂げた。

 試合後のセレモニーでキャプテンとしてビッグイヤーを高々と掲げたDFフィリップ・ラームは「信じられないよ。すごくうれしいし、とてもホッとしている」と、悲願の欧州制覇に安堵の表情を見せた。

 過去4年で3度目の決勝進出を果たしたバイエルン。09-10シーズン、11-12シーズンはいずれも決勝で敗れていた。英スカイスポーツによると、ラームは「決勝で2回負けていることは大きなプレッシャーだった」と認める。「3回負けたら、次のチャンスがあるかどうか分からない。試合が始まってからのプレッシャーは今までに経験したことがないものだった」と語った。

 重圧をはねのけて手にした欧州王者のタイトル。「黄金時代を築くためには国際タイトルが必要だと僕らは話していた。それによって人々の記憶に残るからね。そしてようやくそれを達成することができたんだ」。6月1日にはDFBポカール(ドイツ国内杯)決勝・シュツットガルト戦が控える。右SBの小柄なキャプテンは「3冠を達成したい」と力強く宣言していた。


▼関連リンク
欧州CL12-13特集

TOP