元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、チャンピオンズリーグ(CL)決勝の展望を語っている。古巣ユベントスの勝利の可能性は十分にあると考えている。

　今季の欧州の頂点に立つチームが、いよいよ今週末に決まる。バルセロナとユベントスが、ベルリンで決勝を戦うのだ。

　それぞれ国内のリーグとカップを制しており、勝った方が3冠達成となる。その実力あるチーム同士の対戦ながらバルセロナ優位との声が高いが、ザッケローニ氏は必ずしもそうではないと考える。

　『カルチョニュース24』など、イタリアメディアが同氏のコメントを伝えた。

「ユベントスが成し遂げる可能性は40-50%はある。バルセロナの方が大きなプレッシャーがかかっているだろうから、精神的には優位だ」

「もしバルセロナが負けるとしたら、ミスがらみでのことになるだろうね。勝たねばならないとうい義務感を感じることで、緊張が生まれるんだ」

　ミランでセリエAを制したザッケローニ氏は、代表監督就任のために来日する前、ユベントスを率いていた。

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