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王様イブラ、名言追加「俺は年老いて生まれ、若くなって死ぬんだ」

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 これまでも多くの発言で注目を集めてきたパリSGのFWズラタン・イブラヒモビッチが、またも名言を繰り出した。『UEFA.com』のインタビューで34歳という年齢を突かれたイブラヒモビッチは「俺は年老いて生まれ、若くなって死ぬんだ」と発言し、今がキャリアの中でもベストコンディションにあると主張した。

 34歳になったイブラヒモビッチだが、来季はプレミアリーグ挑戦が伝えられ、ビッグクラブが争奪戦を繰り広げるなど、現在でも衰え知らずの人気を誇っている。先日にはスウェーデン陸上代表チームの元コーチであるウルフ・カールソン氏がドーピング疑惑を指摘。個人の憶測だったと判明したが、イブラヒモビッチの能力の高さを裏付けるエピソードになった。

 そしてイブラヒモビッチと言えば、破天荒な言動も取り上げられることが多い。独特の発言も“イブラ語”“オレ様語”として認められている。

 自らのパフォーマンスについてイブラヒモビッチは「シーズン開幕前は散々議論を聞かされたけど、今はもう何も言わなくなった。皆も楽しんでいるのだと思う。俺もそうしている。自分自身エンジョイして、人々に幸せを与え、彼らのことも楽しませるのさ」と余裕の切り返しを見せると、「俺は年老いて生まれ、若くなって死ぬ。そういう感じかな」と胸を張った。

 さらに年齢への質問は続くが、「すべては頭のなかで決まる。気の持ちようなんだ」と展開。「自分が若くてフレッシュだと思えばそうなれる。それこそが俺が今季、証明してきたことだ。年齢なんてただの数字に過ぎない。頭で自分が若いと思えば、若くいられるのさ。若いか若くないかを決めるのは自分の頭なんだ。だから俺は今年、自分はとても若いと考えることにしたんだよ」と持論を語った。

 12日にはマンチェスター・シティとの敵地での欧州CL準々決勝第2戦に臨む。第1戦を2-2で引き分けているだけに、「俺はトロフィーを手にするために戦っている。それがどんなトロフィーであれ、手に入れるために、自分の持てる力をすべて注ぎ込んで犠牲を払うつもりさ」とCL初制覇へ向けて力を込めた。

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