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S・ラモス「レアルの選手たちは富裕層の出身だとでも言いたげだが…」

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アトレティコの“キャンペーン”にDFセルヒオ・ラモスが釘を差した

 ビッグマッチを前に、舌戦が繰り広げられることになった。レアル・マドリーDFセルヒオ・ラモスは、アトレティコ・マドリーが張る“キャンペーン”に一言物申している。

 10日に行われるチャンピオンズリーグ準決勝第2戦、レアルは敵地ビセンテ・カルデロンでアトレティコと対戦する。第1戦を3-0で制しているのはレアルで、決勝に向けては彼らが優位に立っているというのが大方の予想だ。

 だがアトレティコは逆転をあきらめていない。クラブの公式『ツイッター』ではこの数日「勝った時も、負けた時も、正しく振る舞いたい」「我々は結果ではなく、君たちの価値を愛している」「誰かにプレゼントされることはなくても、夢のために戦う」と選手たちを励ますメッセージがつづられている。

 この一連のメッセージは、時に負けた際の振る舞いが批判され、時にレフェリングの恩恵を受けて勝利を得るマドリーに対する皮肉とも受け取られている。試合前日会見に出席したS・ラモスは、これについて問われて以下のように答えた。

「僕たちが当座貯金に4000万ユーロ以上(約49億円)を有していて、(富裕層の象徴である)バーバリーヒルズで育ったとでも言いたげだね。だけど、僕たちの中には普通の町から出てきたような選手もいる。彼らはしっかりと基礎知識と教育を受けているわけだ」

「キャンペーンやツイート、そういった類のものは尊重されるべきだが、僕たちの価値、犠牲心、謙虚な心は不変だ。これはフットボールなんだよ。ピッチ上で11人と11人の選手が戦うのみさ」

 一方、S・ラモスはカルデロンの雰囲気を恐れてはいない。

「僕は(本拠地サンティアゴ・)ベルナベウでいつも素晴らしい雰囲気を味わってきた。彼らにかつがれるように、プレーしてきたんだ。ツイートする必要性などなくね。アトレティコとバイエルンのサポーターの間に大きな違いがあるとは思わないし、バイエルン戦でも大きなプレッシャーを受けたから。サポーターの問題はないね」


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