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マンUがCSKAを破って開幕2連勝!別格ルカクが2発、マルシャル1G2Aと攻撃陣好調

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ロメル・ルカクが2ゴールの活躍

[9.27 欧州CLグループリーグ CSKA 1-4 マンチェスター・U]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第2節が27日に行われ、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は敵地でCSKAモスクワ(ロシア)と対戦し、4-1で勝利。2連勝を飾った。第3節は10月18日に行われる。

 敵地に乗り込んだユナイテッドは、23日に行われたプレミアリーグ第6節サウサンプトン戦(1-0)からスタメンを5人変更。DFクリス・スモーリングやDFビクトル・リンデロフ、MFアンデル・エレーラ、MFダレイ・ブリント、FWアントニー・マルシャルが起用され、システムは3バックを採用した。

 白星スタート同士の一戦は早々に動いた。ユナイテッドは前半4分、左サイドでボールを持ったマルシャルがPA左に入ってクロスを供給。マークにつかれながらもFWロメル・ルカクがヘディングシュートを叩き込み、先制に成功する。6分には、MFアラン・ザゴエフの鋭いシュートを浴びるもGKダビド・デ・ヘアが好セーブを見せると、13分に決定機。PA左からブリントが折り返し、MFヘンリク・ムヒタリアンが右足で合わせたが、至近距離でGKイーゴリ・アキンフェエフに止められてしまった。

 それでもユナイテッドの流れは変わらない。前半18分、MFアシュリー・ヤングの浮き球パスに反応し、PA右に侵入したムヒタリアンがDFゲオルギ・シチェンニコフに倒され、PKを獲得。これをマルシャルが冷静にゴール右隅に沈め、リードを広げる。さらに27分、左サイドで仕掛けたマルシャルが鋭いクロスを入れると、ニアでクリアしに行ったDFバシリ・ベレズツキが痛恨の空振り。中央に流れたボールをルカクが難なく右足で押し込み、3-0。ルカクは早くも今季公式戦10ゴール目とした。

 前半34分、ゴール正面でパスを受けたルカクが距離はあったが思い切って左足を振り抜くと、ゴール右隅を捉えたがGKアキンフェエフに対応されてしまう。少ないチャンスを確実にシュートまで持ち込むCSKAは37分、PA中央でザゴエフのパスを受けたFWフョードル・チャロフが決定的なシュートを放つが、GKデ・ヘアに右手で弾き出され、前半のうちに1点を返すことはできなかった。

 後半の入りはCSKAが良かった。だが、ユナイテッドは4分、マルシャルのスピードのあるパスをPA中央でルカクが右足で正確にトラップ。すぐさま左足を振り抜いたが、GKアキンフェエフのファインセーブに遭う。それでも12分、敵陣でエレーラがインターセプトしてスルーパス。これに反応したマルシャルが放ったシュートは再びGKアキンフェエフに止められたが、ゴール前に詰めていたムヒタリアンが左足で押し込み、4-0と試合を決定づけた。

 ユナイテッドは後半15分、追加点を挙げたムヒタリアンに代えてMFジェシー・リンガードを投入。直後にリンガードはマルシャルのスルーパスを受けてGKと1対1の場面を作るが、右足シュートはGKアキンフェエフの好セーブに阻まれる。27分には、1ゴール2アシストのマルシャルを下げてFWマーカス・ラッシュフォードを投入。35分にMFネマニャ・マティッチのロングパスに反応した途中出場のDFマッテオ・ダルミアンが相手の背後を取り、PA右から鋭いシュートを放つもGKアキンフェエフに止められ、5点目は奪えなかった。

 対するCSKAは、サポーターが諦めず声援を送り続けると、後半45分にMFコンスタンチン・クチャエフが1点を返して一矢報いる。だが、反撃もここまで。試合は4-1で終了し、ユナイテッドが公式戦5連勝。さらに9試合負けなし(8勝1分)とした。

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