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これでサヨナラなのか…落胆のイニエスタ「僕にとって最後のCLかもしれないのに」

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バルセロナMFアンドレス・イニエスタ

[4.10 欧州CL決勝準々決勝第2戦 ローマ3-0バルセロナ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第2戦が10日に行われ、ローマ(イタリア)と対戦したバルセロナ(スペイン)は0-3の完敗を喫し、準決勝進出を逃した。試合後にMFアンドレス・イニエスタが今季限りでの退団を示唆したことを、スペイン『マルカ』が伝えている。

 4日にカンプ・ノウで4-1の大勝を収めて大きなアドバンテージを得て第2戦を迎えたバルセロナだが、前半6分に先制点を献上すると、後半13分には追加点を奪われてしまう。反撃を試みるも粘り強く対応してくるローマ守備陣を攻略できず、同37分にはセットプレーからネットを揺らされ、0-3の完封負け。2試合合計4-4ながらも、アウェーゴールの差でベスト8で姿を消すことになった。

 後半36分にピッチを後にしていたイニエスタは「受け入れがたい敗戦だ。僕らは多くの希望を持っていたけど、それが消え失せてしまった。このような形で敗退したのは本当に苦しい。(第1戦での)リードを考えても、誰もこうなると予想していなかっただろう」と落胆を隠せず。そして、「(これが最後の欧州CLという)可能性はある。だから余計につらいよ」と今季限りでバルセロナを退団する可能性を示唆した。

 バルセロナの下部組織から育ったイニエスタは02年にトップチームデビュー。今季は16年目のシーズンを過ごしており、昨年10月にはクラブと生涯契約を結んだ。しかし、今年2月に中国スーパーリーグの天津権健から年俸3500万ユーロ(約46億円)のオファーを受けていることが報じられている。果たして、ローマ戦がイニエスタにとって最後のCLとなってしまうのだろうか。

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