アンフィールドで開催されたUFEAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第1戦、リバプール対ローマの試合前に悲劇が起きた。英『デイリー・メール』など複数メディアが報じている。

　24日、リバプールはホームにローマを迎えた。試合はFWモハメド・サラーとFWロベルト・フィルミーノがそれぞれ2ゴール2アシストを記録するなど、リバプールが5-2で先勝。2006-07シーズン以来、11年ぶりの決勝進出に大きく前進した。

　しかし、試合前に事件が起きていたようだ。アンフィールドで周辺のスポーツパブ近くで、ローマサポーターがベルトなどを振り回して、リバプールサポーターを襲撃。53歳の男性が緊急搬入される事態に発展した。これにより、25歳と26歳の男性が殺人未遂の疑いで警察に逮捕された。また、両クラブのサポーター同士の衝突により、20歳～43歳の男性7人も警察に連行されたという。

　事態は収束したものの、緊急搬入された男性は危篤状態に。今回の事件を受けて、リバプールはクラブ公式サイトを通じて声明を発表。犠牲者と彼の家族を全面的にサポートすること、警察などと連携して事件解明のために協力することを約束した。

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