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痛恨ミスのGKカリウスが涙の謝罪「CL優勝を逃したのは僕のせいだ」

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涙を流して謝罪したロリス・カリウス

 リバプールに所属するGKロリス・カリウス(24)が、涙ながらにチームメイト、ファンに謝罪した。英『トーク・スポーツ』が報じている。

 26日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝がウクライナのキエフで行われ、リバプールはレアル・マドリーと対戦。前半26分にエースFWモハメド・サラーが負傷交代を余儀なくされると、後半6分に痛恨の失点を喫してしまう。GKカリウスがアンダースローで味方にボールを出すと、近くにいたベンゼマが足を出してこれをカット。そのボールがそのままゴールへ吸い込まれた。

 それでもリバプールは後半10分にMFサディオ・マネのゴールで追いついたが、19分にFWガレス・ベイルにバイシクルシュートを決められてしまう。さらに38分には、ベイルに強烈なシュートを許すと、GKカリウスが弾いたボールがゴールネットを揺らして1-3。2004-05シーズンの“イスタンブールの奇跡”以来、13年ぶりの欧州制覇とはならなかった。

 試合終了後、涙を流したカリウス。ゴール裏で応援し続けたサポーターに手を合わせて謝罪した。スタジアムのサポーターは彼に温かい拍手を送ったが、SNS上では「CL史上最悪のGKのミスだ」、「リバプールにに戻ってくるな」と大荒れ。『トーク・スポーツ』のインタビューに応じたカリウスは「今は何も考えられない」と語りつつ。現在の心境を明かした。

「僕のせいで負けてしまった。みんな申し訳ない。僕のミスで大きな代償を払ってしまった。時間を戻せるなら、僕はそうするだろう。僕は今日、みんなを失望させてしまった。今は非常に落ち込んでいる。これもゴールキーパーの人生だ。顔を上げなければいけない。今はとにかく、タイトルを逃してしまったことについて本当に申し訳なく思う」

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