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容赦ないリバプール、3トップ揃い踏みで堂々ベスト4!準決勝はバルサと激突

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サディオ・マネはビデオ判定により得点が認められた

[4.17 欧州CL準々決勝 ポルト1-4リバプール]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は17日、準々決勝第2戦を行った。エスタディオ・ド・ドラゴンではポルト(ポルトガル)とリバプール(イングランド)が激突。3トップ揃い踏みのリバプールが4-1で勝ち、2試合合計6-1で2年連続のベスト4入りを果たした。なお、準決勝ではバルセロナ(スペイン)と戦う。

 9日に行われたアウェーでの第1戦を0-2で落としたポルトは3人を入れ替え、累積警告で出場停止だったDFペペとMFエクトル・エレーラが復帰。さらにMFヤシン・ブラヒミを起用した。対するリバプールは、第1戦から4人を変更。出場停止だったDFアンドリュー・ロバートソンが復帰し、DFジョエル・マティプ、MFジョルジニオ・ワイナルドゥム、FWディボック・オリギが先発に名を連ねた。

 勢いよく試合に入ったのはポルトだった。開始早々の前半1分に右サイドからカットインしたFWヘスス・コロナが左足でギリギリクロスバー上の惜しいシュートを放つと、FWムサ・マレガ、ブラヒミ、DFアレックス・テレスと果敢にシュートを放ち、一方的に攻め込んだ。

 だが、これを耐え凌いだリバプールがファーストチャンスで試合の流れを変えた。ここまで13本(枠内4本)のシュートを浴びていたリバプールは前半26分、左サイドを抜け出したロバートソンのパスをPA左でFWモハメド・サラーが受け、ワイナルドゥムとのワンツーから右足を振り抜くと、後方からタイミングよく飛び出したFWサディオ・マネが右足でゴールネットを揺らす。一度はオフサイドと判定されたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)により得点が認められた。

 その後は試合が落ち着き、前半は1-0で終了。ポルトがシュート15本(枠内6本)、ポゼッション率56%だった。後半開始から両ベンチが動き、リバプールはオリギに代えてFWロベルト・フィルミーノ、ポルトはMFオタビオに代えてFWフランシスコ・ソアレスをそれぞれピッチに送り出した。

 後半は前半とは違い、なかなかシュートシーンが生まれない展開に。それでも、チャンスでの決定力はリバプールの方が上だった。後半20分、自陣でフィルミーノがボールを奪うと、得意のカウンターが発動。敵陣センターサークル右あたりからDFトレント・アレクサンダー・アーノルドが絶妙なスルーパスを送り、抜け出したサラーが冷静にGKイケル・カシージャスとの1対1を制して2-0とした。

 2戦合計4-0と試合を決定づけたリバプールは後半21分、アレクサンダー・アーノルドに代えて負傷明けのDFジョー・ゴメスを投入。だが、ポルトが意地をみせる。23分、左CKからテレスが左足でアウトスイングのボールを入れると、DFエデル・ミリトンが打点の高いヘディングシュートを叩き込み、一矢報いる。

 攻撃の手を緩めないリバプールは、後半26分にロバートソンに代えてMFジョーダン・ヘンダーソンをピッチに送り込む。すると、27分にそのヘンダーソンのスルーパスからマネが抜け出し、GKカシージャスをかわして右足シュート。これは枠の右に外してしまったが、32分にダメを押す。PA右角あたりからヘンダーソンが上げたクロスをフィルミーノが頭で合わせ、3-1とした。

 さらにリバプールは後半39分、MFジェームズ・ミルナーの左CKからニアのマネが頭でフリック。中央のDFフィルヒル・ファン・ダイクがヘディングシュートを決めて4-1。2試合合計6-1と圧倒的な強さをみせつけ、堂々のベスト4進出を果たした。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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