beacon

リバプール、GL突破決められず…ロブレン弾で追いつくもナポリとドロー決着

このエントリーをはてなブックマークに追加

同点ゴールを挙げたデヤン・ロブレン

[11.27 欧州CL第5節 リバプール1-1ナポリ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は27日、グループリーグ第5節2日目を行った。E組のリバプール(イングランド)は本拠地アンフィールドでナポリ(イタリア)と対戦。DFデヤン・ロブレンのゴールでリバプールが追いつき、1-1で引き分けに終わった。

 前回王者のリバプールは23日のクリスタル・パレス戦(2-1)から3人を変更。DFトレント・アレクサンダー・アーノルドとMFジョルジニオ・ワイナルドゥム、MFアレックス・オクスレイド・チェンバレンに代え、DFジョー・ゴメスとMFジェームズ・ミルナー、FWモハメド・サラーを起用した。対するナポリは23日のミラン戦(1-1)から4人を入れかえ、DFコスタス・マノラスとDFマリオ・ルイ、MFファビアン・ルイス、FWドリース・メルテンスが先発に名を連ねた。

 ナポリが立ち上がりから果敢にシュートを放つ中、リバプールにアクシデント発生。前半19分、相手との接触で左足首を痛めていたMFファビーニョが一度はピッチに戻るもプレー続行不可能となり、ワイナルドゥムとの余儀なくされる。ファビーニョはアンカーでレギュラーの座を獲得。今季公式戦17試合に出場し、攻守に大きく貢献していたため、長期離脱となれば大きな痛手となる。

 今大会初戦でリバプールを2-0で下していたナポリ。ワイナルドゥム投入直後の連係が整う前に先制点をあげる。前半21分、右サイドのハーフェーライン付近からDFジョバンニ・ディ・ロレンツォが最終ラインの背後へ浮き球パスを供給。絶妙なタイミングで抜け出したメルテンスがPA右に進入し、右足ボレーをゴール左に突き刺し、スコアを1-0とした。このシーンでメルテンスのオフサイドについて、主審はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)と交信していたが、得点は認められた。

 追う展開となったリバプールはボールの主導権を握り、FWロベルト・フィルミーノが華麗なポストプレーを披露するが、ナポリの守備を崩すことができず、ラストパスでの精度も欠いて相手ゴールを脅かすには至らない。前半アディショナルタイム4分には、PA手前でパスを受けたミルナーが相手に囲まれながらもPA左のスペースへ進入。そのまま左足を振り抜いたが、GKアレックス・メレトの好守に阻まれた。

 1点ビハインドで後半を迎えたリバプールは、9分にGKメレトのファンブルからフィルミーノが決定的なシュートを放つが、カバーに入ったDFカリドゥ・クリバリにクリアされてしまう。立ち上がりの猛攻で追いつけずにいると、ベンチが動き、12分にジョー・ゴメスを下げてチェンバレンを投入。ヘンダーソンが右サイドバックに入った。

 すると、後半20分だった。右CKを獲得したリバプールはミルナーがアウトスイングのクロスを供給し、DFデヤン・ロブレンがヘディングシュートをゴール左に突き刺し、同点に追いついた。さらに攻勢を強めるリバプールは33分にミルナーを下げ、アレクサンダー・アーノルドを投入。ヘンダーソンをインサイドハーフに戻した。

 その後は疲れからか、ナポリに前半ほどの連動した守備はみられなくなったが、リバプールの猛攻を耐え凌ぎ、1-1のままタイムアップ。勝ち点1を分け合った。この結果、グループEは首位リバプールが勝ち点10、2位ナポリが同9、3位ザルツブルクが同7となっており、決勝トーナメント進出は最終節まで持ち越された。なお、第6節は10日に行われ、リバプールは敵地でザルツブルク、ナポリはホームでゲンクと戦う。

●チャンピオンズリーグ(CL)19-20特集
●プレミアリーグ2019-20特集
●セリエA2019-20特集
●世界最高峰の戦いを見逃すな!!“初月無料”DAZN独占配信

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP