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パリSGの対戦相手はライプツィヒに決定!! アトレティコ破りクラブ史上初のCL準決勝へ

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ライプツィヒがクラブ史上初の欧州CL準決勝進出を決めた

[8.13 欧州CL準々決勝 ライプツィヒ 2-1 A・マドリー]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は13日、準々決勝を行い、ライプツィヒ(ドイツ)がアトレティコ・マドリー(スペイン)に2-1で競り勝った。ユリアン・ナーゲルスマン監督体制1年目のライプツィヒはクラブ史上初のベスト4進出。18日の準決勝でパリSG(フランス)と激突する。

 ライプツィヒは2度目の欧州CL出場でクラブ史上初の決勝トーナメント進出。ラウンド16でトットナム(イングランド)を撃破したが、FWティモ・ベルナーのチェルシー移籍が決まり、絶対的だったエースを欠く。対するA・マドリーはラウンド16で昨季王者リバプール(イングランド)を打ち破った。しかし、準々決勝直前にFWアンヘル・コレアとDFシメ・ブルサリコの新型コロナウイルス感染が発表され、こちらも攻撃の要が招集外となった。

 前半、ライプツィヒはポゼッションで上回り幅を使った攻撃を仕掛けたが、4-4-2ブロックを敷くA・マドリーは安定した堅守で決定機をつくらせず。前半30分にはDFマルツェル・ハルステンベルクとDFステファン・サヴィッチが接触するアクシンデント。試合は一時中断したが、止血してピッチに戻った。前半アディショナルタイムにはCKからDFダヨ・ウパメカノがヘッドで叩き付けたが、GKヤン・オブラクが阻んだ。

 スコアレスで後半に突入すると、立ち上がりにライプツィヒがゴールをこじ開けた。後半5分、丁寧なパス回しからMFコンラッド・ライマーのスルーパスを右のMFマルツェル・ザビッツァーが折り返す。ニアサイドのMFダニ・オルモがヘッドで叩き込み、貴重な先制ゴールを挙げた。

 ディエゴ・シメオネ監督は交代枠を使い、後半13分、FWジョアン・フェリックスを投入。すると、この交代策が的中。後半25分、J・フェリックスはワンツーの形から縦に仕掛け、エリア内に侵入。DFルーカス・クロスターマンに倒され、PKのチャンスを獲得した。J・フェリックスが自らキッカーを務めると、右足でゴール左隅に蹴り込み、試合を振り出しに戻した。

 拮抗した展開が続いたが、次の一点を奪ったのはライプツィヒだった。後半43分、ショートカウンターからザビッツァーが左に展開し、DFアンヘリーニョが折り返すと、走り込んだMFタイラー・アダムスがフリーで反応。ペナルティアーク内から右足を振り抜くと、強烈なシュートは相手DFに当たってコースが変わり、ゴールマウスに吸い込まれた。これが決勝ゴールとなり、ライプツィヒが劇的勝利。1-2で競り負けたA・マドリーは4シーズンぶりの4強入りを逃し、準々決勝敗退となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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