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CL決勝パリSG対バイエルン、どっちが勝つ? モウリーニョの「バカバカしい」答えは…

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CLに関して語ったジョゼ・モウリーニョ監督

 トッテナムジョゼ・モウリーニョ監督が『DAZN』のインタビューに応じ、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の思い出や23日の決勝戦について語った。

 これまでポルトとインテルでビッグイヤーを獲得したモウリーニョ監督。その他チェルシーやレアル・マドリーなど、数々のビッグクラブを指揮しながら欧州最高峰の大会を戦ってきた。そんな名将は「CLキャリアを通じて学んだことは?」と問われると、チェルシー時代の2004-05シーズン、準決勝第2戦で起こった出来事を挙げている。

「一番の学びは、準決勝リバプール戦、ゴールではないゴールで敗れた時だね。その瞬間はゴールライン・テクノロジーを考えるには程遠かったが、その時から考え始めるようになった」

「身近な人に聞くようになったよ。『世界がこれだけ進歩した今、なぜゴールライン・テクノロジーがないんだ?』とね。ボールはゴールラインに乗ってすらなかったのに、我々は敗れた。その瞬間、フットボールは一歩前進すべき、テクノロジーを導入すべきだと学んだね」

 過去にUEFA主催大会で4度決勝に進み、その4回すべてで優勝を飾って来たモウリーニョ監督。その秘訣を問われると、「5回目を戦って5回目の優勝をしたいから、教えないよ」と冗談めかして回答を避けた。

 そして、パリSGバイエルンによる今季のファイナルについて「どっちに賭ける?」と問われると、以下のように語った。

「こういうのは苦手なんだ。家族や友人は私が専門家だと思っているので、よく聞いてくる。そして、何度も負けているよ!」

「このような大会では、準決勝に進んだ時に優勝の可能性は25%と言ってきた。そして決勝に進めば50%だと……こういうのがバカバカしくて好きなんだ」

「どっちが勝った方が良いなんて言わない。でも、私は“チームで特別な選手がプレーする”よりも“特別な選手がいるチーム”というコンセプトが好きだね。自分のコンセプトに自信が持てるように。数人の特別な選手がいるチーム、それが勝つ方が良いね」

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