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「リバプールは犠牲者になりそうだった」南野拓実“成り上がり”の一戦がCL名場面に選出

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今年1月からリバプールに所属するFW南野拓実

 イギリス『BBC』が「チャンピオンズリーグ2019-20で最も記憶に残る20の瞬間」と題し、同シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)で生まれた名場面を取り上げた。その中の1つに、FW南野拓実が在籍していたザルツブルクがディフェンディングチャンピオンのリバプールを追い詰めた一戦も選出されている。

 リバプールと同じグループEに入ったザルツブルクは、昨年10月2日の第2節で前回王者と激突。前半に3点のビハインドを背負うと、FWファン・ヒチャンが1点を返して迎えた後半11分、素早いリスタートからファン・ヒチャンのクロスを南野が右足のボレーで叩き込み、1点差に迫った。同15分には南野の折り返しにFWアーリング・ハーランドが合わせ、同点ゴールを奪取。南野の1ゴール1アシストの活躍で3-3とし、敵地アンフィールドを騒然とさせた。しかし、同24分に相手エースのFWモハメド・サラーに4点目を献上。惜しくも3-4で敗れた。

 同メディアは「ユルゲン・クロップ監督のチームは(昨年の)10月、アンフィールドでザルツブルクの見事な逆転劇の犠牲者になりそうになった」とし、「リバプールは36分で3-0とリードし、ハーフタイムの時点で3-1だった。しかし、南野拓実とアーリング・ハーランドが後半の4分間に2ゴールを奪ってオーストリアのチームをけん引し、ホームのサポーターを唖然とさせた」と振り返っている。

 この一戦で名を上げた南野は同年12月19日にリバプールへの移籍が決定。一部報道では、マッチアップしたDFフィルヒル・ファン・ダイクや主将MFジョーダン・ヘンダーソンがクロップ監督に獲得を進言したとも伝えられている。

 記事ではそのほか、南野と同じくブレイクを果たしてザルツブルクからドルトムントに移籍したホーランド、バイエルンが8-2と歴史的な大差でバルセロナを破った準々決勝、グループC第4節アタランタ戦で急きょ代役GKを務めたマンチェスター・シティDFカイル・ウォーカーなどが取り上げられた。

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