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第4審の人種差別的発言で中断に…パリSG対バシャクシェヒルは9日に再開

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中断したパリSGバシャクシェヒルは9日に再開

[12.8 欧州CL第6節 パリSG-バシャクシェヒル]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグ第6節が8日に各地で開催された。グループHのパリSG(フランス)対バシャクシェヒル(トルコ)は前半途中で中断となり、9日に再開されることになった。

 パリSGはバシャクシェヒル戦に勝利すれば、自力で決勝トーナメント進出を決める状況で最終節を迎えたが、前半途中から試合は中断。

 英『BBC』によると、第4審判のセバスチャン・コルテスク氏がバシャクシェヒルのアシスタントコーチを務めるピエール・ウェボ氏に人種差別的発言をしたことで、前半20分付近で両チームが入り乱れる激しい口論に。ウェボ氏にレッドカードが提示されると、猛抗議するバシャクシェヒル側がロッカールームに引き上げ、パリSG側もロッカールームに戻り試合は中断となった。

 バシャクシェヒルは公式ツイッターで「アシスタントコーチのピエール・ウェボが人種差別的発言を受けたが、試合からも追放された。試合はしばらく中断している」と説明した。

 その後、UEFAは「両クラブと協議の結果、試合の残りを新たな審判団と9日18時55分から行う。発生した事件について、直ちに徹底した調査を開始する」と発表。なお、他会場のマンチェスター・ユナイテッド対ライプツィヒの結果により、パリSGはすでに決勝トーナメント進出を決めている。

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