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“ペップ・キラー”のトゥヘル監督「私たちはシティの靴の中の石になりたかった」

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チェルシーを優勝に導いたトーマス・トゥヘル監督

[5.29 欧州CL決勝 マンチェスター・C 0-1 チェルシー]

 チェルシートーマス・トゥヘル監督がイギリス『BTスポーツ』を通じ、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)優勝の喜びを語った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトが伝えている。

 プレミアリーグ勢対決となった欧州CL決勝。チェルシーはジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティにボールを保持される展開となったが、前半42分にMFカイ・ハバーツが隙を突いて先制弾を奪うと、持ち前の堅守を発揮して1-0で逃げ切り、9年ぶり2度目の大会制覇を飾った。

 トゥヘル監督は1月の就任後、シティとの公式戦で3戦全勝。グアルディオラ監督のチームの倒し方を知っているともいえる指揮官は『BTスポーツ』に対して次のように語っている。

「選手たちはこの試合で勝つことを決意していた。私たちは彼ら(シティ)の靴の中の石になりたかった。勇気を出し、危険なカウンターアタックを仕掛けるようにと、みんなを励ましたんだ。タフでフィジカルなゲームだった。お互いに助け合わなければならなかった」

「マンチェスター・シティは強敵だったね。この試合で勝つチャンスを得るためには、トップレベルのパフォーマンスと強い絆が必要だと思っていたが、それが実現できた」

「これは大きな経験であり、大きな成功でもある。私たち全員がそこから利益を得て、ハングリー精神を持ち続け、成長し、進化していくために利用していくよ」

 トゥヘル監督は「お祝いが終わって、この経験をみんなで消化した後は、より良くなるために成長する時だ。それを実行することが絶対に重要だね。ハングリー精神を持ち続け、次の試合に臨むことは大きなチャレンジだ」と、早くも次のタイトル獲得に視線を向けた。

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