beacon

アタランタ指揮官、ヤングボーイズのピッチを警戒「人工芝ではカルチョが別物になる」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 アタランタの指揮官ジャン・ピエロ・ガスペリーニが22日、チャンピオンズリーグ(CL)ヤングボーイズ戦へ向けて『スカイスポーツ』のインタビューで意気込みなどを語った。

 直近のリーグ戦においてスペツィアを5-2と圧倒したアタランタ。その勢いに乗り、CLグループF第5節でヤングボーイズとの敵地での一戦に臨む。

 グループFでは現在、7ポイントで上位につけるマンチェスター・ユナイテッドやビジャレアルに対し、3位アタランタは2ポイントの遅れをとる。ガスペリーニ監督は逆転での決勝トーナメント進出を目指し、ヤングボーイズ戦の重要性を強調した。

「これからの試合が決定的になる。ポイント数などは誰もが知っている通りだ。最終節まで決勝T進出を競えるように、明日の試合で良いプレーをしなければならない。これが我々の目標だ」

 また、アタランタ指揮官は23日の対戦において人工芝が障害となる可能性を指摘した。

「向き合わなければならないことであることは分かっている。CLや他のカップ戦において通常は天然芝でプレーしているわけで、問題ではないとは言えないはずだ。人工芝ではカルチョが別物になる。だからこのような状況はなかなか異例のものだと思う」

「人口芝だとかなり感覚が変わってくる。ボールがまったく違う跳ね返り方をするので、キックの仕方も変えなければならない。多少の適応が必要になるとはいえ、何よりも結果を出すことが重要だ。カルチョは晴れでも雨でも地面がぬかるんでいてもプレーする。だが、人工芝については解決できるものであるはずだ。いずれにせよ明日は人工芝とも戦わなければならない」

 最後にガスペリーニ監督は、今シーズンはケガに悩まされるなどして本調子ではないコロンビア代表FWルイス・ムリエルに言及した。

「昨シーズンのムリエルは、チームが高い目標に到達する上で決定的な役割を果たした。今シーズンもスタートは良かったが、その後に酷いケガをしてから苦しんでいる。コロンビア代表に招集されたことで、継続的にトレーニングをすることもできなかった。だが、スペツィア戦のゴールがきっかけとなってベストコンディションを取り戻せるよう願っている」

●セリエA2021-22特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP