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南野、3トップの中央で今季CL初先発…首位通過決定のリバプール、ポルト下して5連勝

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FW南野拓実が今季CL初先発を果たした

[11.24 欧州CLグループB第5節 リバプール 2-0 ポルト]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は24日、グループリーグ第5節2日目を開催し、B組ではFW南野拓実が所属するリバプール(イングランド)がポルト(ポルトガル)をホームに迎えた。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半7分に先制したリバプールが同25分に加点し、2-0の完封勝利を収めて5連勝を飾った。

 開幕4連勝で早々と首位通過を決めたリバプール。一方のポルトは1勝2分1敗の勝ち点5で2位につけており、この日勝利を収めれば、他会場の結果次第でグループリーグ突破を決める可能性がある。そして、20日のプレミアリーグ第12節アーセナル戦で今季リーグ戦初ゴールを記録した南野は、CLでは今季初めてスターティングメンバーに名を連ねて3トップの中央に配置された。

 序盤から積極性を示すポルトにゴールに迫られる場面を作られ、前半12分にはカウンターから決定機を創出されるがMFオタビオのシュートは枠を外れて失点の危機を逃れる。同19分にはスルーパスから抜け出してPA内に侵入した南野が中央に折り返そうとするも、相手選手に阻まれてしまった。

 その後もリバプールは攻撃の形をなかなか作れない。前半37分にはMFチアゴ・アルカンタラのスルーパスから最終ライン裏を突いたFWサディオ・マネがPA内に持ち込んで右足で流し込む。しかし、VARが介入した結果、オフサイドの判定でゴールは取り消された。

 0-0のまま後半を迎えると、同7分、FKのこぼれ球に反応したチアゴがスーパーゴール。PA外から右足ダイレクトで合わせると、地を這うような弾道の低いシュートは浮き上がりながらネットに突き刺さり、スコアは1-0とした。同17分にはマネのシュートが相手選手に当たって浮き球になると、PA内の南野が右足ボレーで合わせてネットを揺らすが、これはオフサイドの判定でノーゴールに。

 後半25分にはMFジョーダン・ヘンダーソンとのパス交換でPA内に入り込んだFWモハメド・サラーがシュートフェイントで対面した相手の態勢を崩すと、左足シュートでゴールを陥れてリバプールがリードを2点差に広げた。同27分にはサラーとマネがベンチに下がり、FWディボック・オリギとDFファビーニョが投入され、前線は南野、MFアレックス・オクスレイド・チェンバレン、オリギが形成することになった。

 その後、リバプールに追加点こそ生まれなかったものの、ポルトの反撃を許さずに逃げ切って2-0の完封勝利を収めた。12月7日の第6節でリバプールはミランのホームに乗り込み、ポルトはアトレティコをホームに迎える。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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