beacon

バルセロナが敵地バイエルン戦で惨敗…2000-01シーズン以来のCLグループリーグ敗退

このエントリーをはてなブックマークに追加

バイエルンがバルセロナに快勝

[12.8 欧州CLグループE第6節 バイエルン3-0バルセロナ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループE第6節が8日に行われ、2位バルセロナ(スペイン)は敵地で首位バイエルン(ドイツ)に0-3で敗れた。他会場では3位ベンフィカ(ポルトガル)がホームで4位ディナモ・キエフ(ウクライナ)に2-0と勝利。この結果、3位に後退したバルセロナは2000-01シーズン以来のグループリーグ敗退(2003-04シーズンはEL出場)となり、UEFAヨーロッパリーグ(EL)に回ることになった。欧州CLラウンド16の組み合わせ抽選会は13日に実施される。

 グループEでは前々節にバイエルンが首位通過を確定させ、残る1枠を2位バルセロナ(勝ち点7)と3位ベンフィカ(勝ち点5)が争う状況で今節を迎えた。

 勝てば自力突破が決まるバルセロナだったが、他会場でベンフィカが早々にリードを奪うと、前半34分に失点を喫してしまう。

 FWレロイ・サネのスルーパスからFWロベルト・レバンドフスキがPA内左に進入し、キープから右足でクロス。ファーのFWトーマス・ミュラーが頭で合わせると、ゴール左に向かったボールをDFロナルド・アラウホにクリアされるが、先にラインを割っていたとして、バイエルンの先制点が認められた。

 前半43分にはサネがFWキングスレイ・コマンのパスを敵陣中央で受け、左足を一閃。強烈なミドルシュートがGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの右手をかすめてネットを揺らし、追加点を挙げた。

 前半30分にDFジョルディ・アルバが負傷交代を強いられ、DFオスカル・ミンゲサを緊急投入していたバルセロナは、さらに後半開始から右ウイングのDFセルジーニョ・デストに代えてMFニコ・ゴンザレスを送り出す。同選手はインサイドハーフに入り、MFガビが右ウイングに移った。

 しかし、バイエルンは主導権を渡さない。後半17分、DFアルフォンソ・デイビスがPA内左でアラウホを振り切り、マイナスに折り返すと、ニアのMFジャマル・ムシアラが左足で押し込んだ。

 バルセロナは最後までゴールを取り返せず、0-3でタイムアップ。グループ2位から3位に転落し、2003-04シーズン以来18年ぶりのELに臨むことになった。

●チャンピオンズリーグ(CL)21-22特集
●ブンデスリーガ2021-22特集
●ラ・リーガ2021-22特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP