beacon

ビジャレアルが終盤3発!敵地でユベントスを破り13年ぶり8強入り

このエントリーをはてなブックマークに追加

ビジャレアルが敵地で3得点を奪って8強入りを決めた

[3.16 欧州CL決勝T1回戦第2戦 ユベントス0-3ビジャレアル]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝トーナメント1回戦第2戦で、ビジャレアル(スペイン)が敵地でユベントス(イタリア)に3-0で勝利。2戦合計4-1として、準々決勝進出を決めた。組み合わせ抽選会は日本時間18日20時より行われる。

 2月22日にビジャレアルのホームで行われた第1戦はユベントスがキックオフ直後にFWドゥシャン・ブラホビッチのゴールによって先制。しかしビジャレアルも後半21分にMFダニエル・パレホが同点弾を蹴り込み、ドローに持ち込んでいた。

 アウェーゴールが廃止されたため、単純に勝った方が8強入りを決めることになるゲーム。お互いに固い試合の入りをみせる。ユベントスは右サイドのMFフアン・クアドラードが正確なロングパスで再三決定機を演出するが、なかなか得点を決めることが出来ない。

 試合はスコアレスで後半に折り返すが、なかなか均衡は破れない。対照的な動きを見せたのは交代策。ユベントスが交代枠を使わない中で、ビジャレアルは積極的に動く。後半29分からは負傷で離脱していたFWジェラール・モレノをピッチに送り込み、勝負を仕掛ける。

 すると直後の後半30分、ビジャレアルはエリア内で一足早く仕掛けたMFフランシス・コクランがDFダニエレ・ルガーニ}}と接触。主審はオンフィールドレビューのあとでPKを宣告する。同33分、これをモレノが蹴ると、左に飛んだGKボイチェフ・シュチェスニーに触られたが、勢いが勝り、先制のゴールになった。

 追いつかなければいけなくなったユベントスは、失点直後にルガーニに代えて、こちらも怪我からの復帰戦となるFWパウロ・ディバラを投入。前線に比重をかけて、同点弾を目指す。しかしユベントスの焦りをあざ笑うかのように、ビジャレアルは後半40分、右CKがゴール前に抜けたところをDFパウ・トーレスが押し込んでさらにリードを広げる。

 後半アディショナルタイム2分にはDFマタイス・デ・リフトのハンドによって獲得したPKをFWアルノー・ダンジュマがしっかりと蹴り込み勝負あり。ビジャレアルが2008-09大会以来となる準々決勝進出を決めた。 

●チャンピオンズリーグ(CL)21-22特集

TOP