レアル・マドリーは6日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第1戦で昨季王者チェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジに乗り込む。試合前の記者会見でGKティボー・クルトワが語った内容をスペイン『マルカ』が伝えた。

　レアルにとってチェルシーは、昨季ベスト4で敗れた相手。勝利したチェルシーはその勢いのまま9年ぶり2度目のビッグイヤー獲得を成し遂げた。強敵とのアウェー戦を前にクルトワは、五分の状態でサンティアゴ・ベルナベウでの第2戦を迎えたいという考えを明らかにしている。

「僕たちはタイスコアでベルナベウに戻りたい。ベルナベウで勝負を決めたいんだ。パリSG戦では、ベルナベウでいかに盛り返すことができたかを見たからね」

　また、今回の一戦では新型コロナウイルス感染で隔離中のカルロ・アンチェロッティ監督が不在となる見込み。息子でアシスタントコーチのダビデ・アンチェロッティ氏が代わりに指揮を執る。

　クルトワは「幸運なことにアシスタントコーチは彼の息子で、とても似ているんだ。彼(アンチェロッティ監督)はビデオチャットで参加している。みんな、どのようにトレーニングすればいいか分かっている。コーチングスタッフもうまくやっているし、大きな問題じゃない」と影響はないことを強調した。

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