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クロップ、2-0完勝もアウェー第2戦に警戒「危険なスコアだ」

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ユルゲン・クロップ監督が相手を警戒

 リバプールは27日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第1戦でビジャレアルとのホームゲームに臨み、2-0で先勝に成功した。アドバンテージを手にして敵地での第2戦に向かうことになったが、ユルゲン・クロップ監督は「2-0は危険なスコアだ」と気を引き締めている。スペイン『マルカ』が試合後のコメントを伝えた。

 本拠地アンフィールドにビジャレアルを迎えたリバプールは、前半こそスコアレスで終えたが、後半8分に相手のオウンゴールで先制。直後の同10分にはFWモハメド・サラーのスルーパスからFWサディオ・マネが追加点を奪い、2-0で完封勝利を収めた。

 クロップ監督は試合後、報道陣に対して「前半はとても良かったが、ゴールが足りなかった」と振り返り、第2戦に向けて警戒感を示している。

「彼らはプレッシャーで私たちを脅かすことができたが、私たちは彼らをうまくコントロールできた。しかし、2-0というのは危険なスコアだ。まだハーフタイムが終わったにすぎない」

「まだ何も起こっていない。後半(第2戦)も前半(第1戦)と同じようにプレーしなければならない。2-0なんだから。タフな雰囲気になりそうだ」

「次戦は違った展開になるだろう。相手チームは監督のために戦う。それを私たちは見てきたし、決勝に進むために最後まで戦ってくると私は確信している」

 また、マネはこの試合のゴールで今季公式戦20得点目。指揮官は「マネはワールドクラスの選手だ。だが、バロンドールを受賞するには、(リオネル・)メッシやクリスティアーノ・ロナウドでない限り、トロフィーを獲得しなければならない。彼はベストシーズンを迎えているのは確かだ」と、今季さらにタイトルを勝ち取ればバロンドール候補になるだろうと語った。

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