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レアル奇跡の逆転勝利に導いたロドリゴ「何が起こったか分からない。チームメイトの言葉が聞こえない。ゴールいつ決めたか分からない」

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2ゴールを決めたFWロドリゴ・ゴエス

 レアル・マドリーは4日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第2戦、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのマンチェスター・シティ戦に3-1で勝利。合計スコア6-5で4シーズンぶりの決勝進出を果たした。後半終了間際に2得点を決めて、試合を延長戦までもつれ込ませたFWロドリゴ・ゴエスは、自分の成し遂げたことが信じられない様子だ。

 後半途中から出場したロドリゴは後半45分にMFエドゥアルド・カマビンガ、アディショナルタイム1分にDFダニエル・カルバハルのクロスからゴールを記録。合計スコアを5-5で試合は延長戦に突入し、延長戦前半にFWカリム・ベンゼマがPKからゴールを決めてレアルがパリSG戦、チェルシー戦に続く劇的逆転勝利を達成している。

 試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューに応じたロドリゴは、狐につままれたような気持ちであると告白している。

「説明できない。今日、起こったことについて、僕は説明する言葉を持ち合わせていない。神様が僕のことを見て、こう言ったんだ。『今日はお前の日だ』って。マドリーをいるべき場所、つまりはチャンピオンズ決勝まで連れて行けて、とても幸せだよ」

「チームメイトたちが何を言っているのかも聞こえなかった。何が起きているのか、まったく信じられなかったから。自分の最初のゴールがいつ決まったのかも分からない。僕たちはすでに死んでいたけど、ああしたことが起こったわけだ。みんなが僕を祝福しに来た。僕はとても幸せだ」

 ロドリゴはまた、レアルが伝統的に有しているとされる不撓不屈の精神についても触れた。

「このユニフォームを着ることで、最後まで戦うことを学んだよ。僕たちはほとんど死んだも同然だったが、自分のゴールで少し信じ始めることができた。僕たちはこれまでだって逆転勝利を果たしてきたんだ。今日は自分の1点目が決まり、さらに1点を決められた。とても幸せだ」

「アンチェロッティ? 監督は僕たちにとって友人だ。いつも自分たちと話しているし、友人の一人だよ」

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