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次々に王者を下して“欧州制覇”!アンチェロッティが振り返るCL「相手が不運だったと言われ続けたが…」

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レアル・マドリーカルロ・アンチェロッティ監督

 レアル・マドリーカルロ・アンチェロッティ監督が、今季のチャンピオンズリーグ(CL)の戦いを振り返った。

 28日のファイナルでリバプールを下し、史上最多14度目の欧州制覇を達成したレアル・マドリー。しかし特に決勝トーナメントでの勝ち上がりは容易ではなく、パリSG、チェルシー、マンチェスター・シティといずれのラウンドでも1勝1敗、苦しんだ末の戴冠だった。

 フランス王者、前年度CL王者、プレミアリーグ王者、直近5年で3度決勝へたどり着いた名門を下し、まさに“欧州制覇”を成し遂げたアンチェロッティ監督だが、今季の戦いを以下のように振り返っている。

「振り返ってみると、パリSG戦では『相手が不運だった』と言われ、チェルシー戦では『相手が不運だった』と言われ、マンチェスター・C戦でも『相手が不運だった』と言われていた」

「事実上、この決勝戦だけが同じレベルにあると思われていた一戦だった。リバプールは他のクラブに比べて非常に明確なアイデンティティを持っているので、解読が少し容易だったことが助けになったと思う。その方法で準備ができた。ディフェンスの裏に走り込むスペースを与えないという、取るべき戦略もわかっていたね」

「我々のフットボールは、美的レベルで言えば美しくはなかっただろう。だが、相手のプレッシングを引き出すために後方から繋いでいくのは良いアイディアではなかった。後半は特にロングボールが増え、コントロールできるようになったと思う」

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