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バイエルンはインテルに2発完勝でCL白星スタート! 10番サネが先制点&OG誘発

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MFレロイ・サネ

[9.7 欧州CLグループC第1節 インテル 0-2 バイエルン]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は7日、各地でグループリーグ第1節を開催した。バイエルン(ドイツ)は敵地でインテル(イタリア)と対戦し、2-0で完封勝利。バルセロナも同居する“死の組”で、まずは3ポイントを手にした。

 本拠地ジュゼッペ・メアッツァで欧州CLの初戦を迎えたインテルは、3-5-2のシステムを採用。今季アヤックスから加入したGKアンドレ・オナナが初お披露目となった。対するバイエルンは、4-2-3-1のフォーメーション。リーグ戦5試合17得点中の攻撃力で立ち上がりからインテルゴールに迫った。

 バイエルンは前半8分、右サイド高い位置からMFキングスレイ・コマンがクロスを入れると、ファーサイドに流れたボールをDFアルフォンソ・デイビスが落とし、MFレロイ・サネがゴール前へ。最後はMFトーマス・ミュラーが左足を振るも、オナナが防いだ。

 さらに、バイエルンは前半23分にミュラーがボックス内からシュートを放つも、オナナが好反応を見せてゴールを死守。同シーンで得たコーナーキックの流れから再びミュラーが狙ったが、右足のシュートはオナナの正面に行き、得点とはならなかった。

 それでも、ここまで主導権を握っていたバイエルンが先に試合を動かす。前半25分、自陣ハーフライン付近からMFヨシュア・キミッヒが前線へボールを入れると、DFラインの背後に抜け出したサネが見事なコントロールでボックス内に侵入。飛び出してきた相手GKを右に交わし、冷静に流し込んだ。

 ホームで1点を追う展開となったインテルは、前半35分に左サイドのコーナーキックからFWエディン・ジェコがヘディングで狙うも、シュートは枠の外。試合はその後もバイエルンペースで進むが、オナナを中心に守備陣が追加点を許さず、1点差のまま前半を折り返した。

 迎えた後半。立ち上がりは前半とは打って変わってインテルが主導権を握る。しかし、その時間帯でゴールが奪えないでいると、バイエルンが選手交代を機に徐々にペースを掴み返す。

 バイエルンは後半21分、途中出場のMFレオン・ゴレツカが攻撃を組み立てると、ペナルティーエリア手前にいたサネにパスを挿す。受けたサネは3人に囲まれるも、コマンとのワン・ツーで局面を打開。そのままゴール前まで抜け出すと、右足で放ったシュートがインテルDFダニーロ・ダンブロージオのオウンゴールを誘い、リードを2点に広げた。

 後半38分にはインテルに決定機。MFロベルト・ガリアルディーニがボックス内でバイエルンリュカ・エルナンデスのパスをカットすると、ボールはゴール前フリーのFWホアキン・コレアの元へ。しかし、力んだシュートはゴール左に外れて、チャンスをものにすることはできなかった。試合は最後まで優位に進めたバイエルンに軍配。2-0でインテルを下し、白星でスタートを切った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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