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CLデビュー戦で2ゴールに絡んだスポルティング守田英正「そこが空くのは分かっていた」

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2ゴールに絡んだMF守田英正

[9.7 欧州CLグループD第1節 フランクフルト 0-3 スポルティング]

 MF守田英正が所属するスポルティングは7日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループD第1節でMF長谷部誠、MF鎌田大地を擁するフランクフルトの本拠地に乗り込み、3-0で勝利を収めた。

 守田と鎌田がそれぞれスタメン出場した一戦は、ホームのフランクフルトが押し気味に進めたが、スコアレスでハーフタイムへ。すると後半20分に守田のアシストからFWマーカス・エドワーズが均衡を破った。

 後半22分にも守田の縦パスをきっかけにFWフランシスコ・トリンコンの追加点が生まれ、同37分にはFWヌーノ・サントスがダメ押しの3ゴール目。守田は同39分に鎌田との交代でMF長谷部誠が投入された後もプレーを続け、フル出場で白星スタートに貢献した。

「前半、結構押されていましたし、自分たちの思っていた内容ではなかったんでけど、頑張ってゼロに抑えたことが後半に生きたかなと思います」

 無失点で耐えた最初の45分間がポイントの1つだっと振り返る守田は、「もっとアグレッシブにというか、自信をもってボールを持つこと、逃げないっていう話をされました」とハーフタイム中の指揮官の言葉を明かす。

「やっぱり僕たちはボールを握って動かしてっていうところがスタイルだと思っていますし、そこに自信もあります。その部分が前半うまくできなかったので、後半はそこができたかなと思います」

 先制アシストのシーンでは、左サイドに開いたMFペドロ・ゴンサウベスからニアゾーンでうまくボールを引き出し、得点者のエドワーズにマイナスの折り返しを届けた。

「スポルティングに来てから、ちょっと8番っぽく攻撃をする役割っていうのを言われていて、そこで28番の選手(ペドロ・ゴンサウベス)が外に走ったので、そこが空くのは分かっていました。チームの練習でそこに走れっていうのはあったので、そこはうまく連動できたと思います」

 開始早々にイエローカードこそ受けたものの、欧州CLデビュー戦で90分間プレーし、2得点に絡む活躍。「僕自身がそんなに緊張、あがったりとかがないので、そこはあまり変化はなかったですね」。“強心臓”ぶりを発揮し、大舞台で上々のデビューを果たした。

 欧州CL第2節は、10日の国内リーグを挟んで13日に開催され、ホームにトッテナムを迎える。守田は「僕たちは全然良くなかったので、次はリーグ戦に向けてもう一回準備していきたいと思います」と、目の前のポルティモネンセ戦へ切り替えた。

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